＜WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権　初日＞◇17日◇ザ・リッツカールトンGC(7,833ヤード・パー72)

　世界のトッププロがマッチプレーのトーナメント形式で頂点を争う「WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権」が、アリゾナ州にあるザ・リッツカールトン・ゴルフクラブで開幕。石川遼は世界ランキング35位のマイケル・シム(オーストラリア)と対戦した。

　石川は出だしの1番でバーディを奪いいきなり1アップとする幸先の良い立ち上がり。2番ではオールスクエアに戻されたものの、3番ではシムがボギーを叩き1アップ、さらに4番でバーディを奪い序盤で2アップとリードを奪う。中盤に巻き返されオールスクエアで迎えた15番でシムがバーディを奪いこの日初めてリードを許したが、16番でオールスクエアに戻すと、続く17番では値千金のバーディで1アップ、最終18番もバーディで締め2アップで勝利をおさめた。

　今季初戦でニック・ワトニー(米国)と対戦した池田勇太は、3番までに2アップとリードを奪うも、4番でボギー、さらに6番でもボギーを叩き自滅。悪い流れのまま7番、8番、ハーフターン後の10番、11番で一気に引き離されると、終盤の粘りも及ばず4アンド3で敗戦。1回戦で姿を消した。