米ツアー14勝の実力者が、ゴルフ界を賑わした“フィッシャーマンズ・スイング”について語った。

マキロイは懐疑的？　虎さんのダイナミックスイング【連続写真】

現地時間24日（木）に開幕する米国男子ツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」に出場するローリー・マキロイ（北アイルランド）が、大きな話題になっているチェ・ホソン（韓国）のスイングについての感想を口にした。

開幕前日となる現地時間23日（水）に行われた会見に登場したマキロイ。そこで投げられた数々の質問のなかには、現地時間2月7日（木）から行われる「AT＆Tペブルビーチ・プロアマ」で米ツアーデビューを果たすホソンに関するものもあった。その質問を受け、最初は「誰？」とリアクションしたマキロイだったが、その後、インタビュアーが独特なスイングをするアジア選手と説明すると、「おー」と声をあげ、「ペブルビーチでプレーする彼だね」と合点がいった様子。

すぐさま「彼のスイングは素晴らしいね。インパクトまでを見ると、とてもいい振りをしているよ」と話した。しかし、その後には「PGAツアーの試合のひと枠を、彼に使うのはどうなのかな…」という疑問も口に。さらに「インパクト後のフォロースルーで、あそこまで力を込めるのがいいことなのかは、僕には分からない。少し力を入れ過ぎな気もするよね」と解析した。

フィニッシュの形が、魚を釣り上げるような姿になることから「フィッシャーマンズ・スイング」とも呼ばれるホソンのフォーム。その様子が動画ネット上に配信されると、ジャスティン・トーマス（米国）ら、米国のトップ選手がSNSでツイートし瞬く間に世界中へと拡散した。マキロイは、“やや辛口”ともいえる反応も示したが、ホソンが出場する2週間前の大会で、米ツアーに初出場する一アジア選手の質問が出てきたのも事実。その注目の大きさがうかがえる一幕だった。