＜ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン 2日目◇1日◇TPCスコッツデール（アリゾナ州）・7261ヤード・パー71＞

米国男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」予選ラウンドを終了。イーブンパーの71位タイからスタートした小平智は、4バーディ・3ボギーの「70」とスコアを1つ伸ばし、トータル1アンダー・64位タイとカットラインギリギリで予選を通過した。

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「前半の方がバタバタして焦っていた感じですかね」とインコースで3ボギーと苦しんだ小平。だが、アウトのほうが得意という相性に加えて、ハーフターンでスコアを見たときに「切り替えて、落ちても通っても、気持ちのいい次につながるプレーをしようといい切り替えになりました」とうまく気持ちをコントロールしたことが奏功。バックナインでは3バーディ、ノーボギーと安定したプレーで決勝進出へとつなげた。

とはいえ、予選を通過したからオーケー、というわけではない。「予選を通ることを目標にしているわけじゃない。安心というより、とりあえず明日ゴルフができることが大きい」と集中は切れていない。

記者から「（日曜日にスーパーボウルがある影響で）明日が大会で一番（名物ホールの）16番が盛り上がりますよ」と言われると、「日曜日じゃないんですか？」と聞き返した後、「予選落ちたらあそこでビールでも飲もうかと…（笑）」とジョークで返す余裕も。「あとは攻めるだけ。ガンガンいきたいと思います」とあと2日、コース内から大観衆を沸かしにかかる。