<マスターズ特集記事>
■芹澤信雄インタビュー(1)「藤田を見て、鳥肌が立った」ワンランク上のメジャー大会、難しさはどこにある
いよいよ今週、現地時間11日(木)に海外メジャー「マスターズ」が開幕する。日本勢では松山英樹、小平智、今平周吾、金谷拓実(東北福祉大3年)の4人が出場。その開幕に先がけ毎年現場でテレビ解説を行っている芹澤信雄が、プロの目線からゴルフの祭典を解説する。現場で見てきたコースの難しさや、出場選手について熱いトークを展開する。(前編はこちら)
オーガスタではウッズが水切りショットを披露!【現地直送フォトギャラリー】
■マスターズで日本勢が上位にいくためには、何が必要?
「松山選手を見ていて思うのは、やはりアイアンの精度。傾斜のきついグリーンで、上から落として止めるショットの精度がないと難しい。ドライバーの飛距離については、海外選手から見たら確かに劣りますが、体格から見れば意外と飛ぶ方ではあるんです。あとはアイアンでパワーを出せるかどうか」
■今年出場する4人の日本人選手についての印象は?
「まず、松山選手はもう慣れているし、基本的なレベルが高いのは言わなくてもね(笑)。去年はケガもあって調子が悪そうでしたが、今年は調整もできているし、これまでのアイアンの調子を見ていると十分期待できると思います。
小平選手は、昨年が初出場で予選も通過したので、自信もあると思うのでそれは大きい。今平選手は、松山選手ほどアイアンの切れ味があるかというと難しいが、思い切りがいいですよね。どこかでハマれば上に行くかもしれないが、それが4日間保てるかどうかですね。体格も大きい方ではないので、世界の壁を見て、辛い思いもすると思う。マスターズ前に米ツアーの試合にも出ているので、そこから何が足りないか、なぜ自分のプレーができないかを考えて、築き上げていくことが大切です。
■芹澤信雄インタビュー(1)「藤田を見て、鳥肌が立った」ワンランク上のメジャー大会、難しさはどこにある
いよいよ今週、現地時間11日(木)に海外メジャー「マスターズ」が開幕する。日本勢では松山英樹、小平智、今平周吾、金谷拓実(東北福祉大3年)の4人が出場。その開幕に先がけ毎年現場でテレビ解説を行っている芹澤信雄が、プロの目線からゴルフの祭典を解説する。現場で見てきたコースの難しさや、出場選手について熱いトークを展開する。(前編はこちら)
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「松山選手を見ていて思うのは、やはりアイアンの精度。傾斜のきついグリーンで、上から落として止めるショットの精度がないと難しい。ドライバーの飛距離については、海外選手から見たら確かに劣りますが、体格から見れば意外と飛ぶ方ではあるんです。あとはアイアンでパワーを出せるかどうか」
■今年出場する4人の日本人選手についての印象は?
「まず、松山選手はもう慣れているし、基本的なレベルが高いのは言わなくてもね(笑)。去年はケガもあって調子が悪そうでしたが、今年は調整もできているし、これまでのアイアンの調子を見ていると十分期待できると思います。
小平選手は、昨年が初出場で予選も通過したので、自信もあると思うのでそれは大きい。今平選手は、松山選手ほどアイアンの切れ味があるかというと難しいが、思い切りがいいですよね。どこかでハマれば上に行くかもしれないが、それが4日間保てるかどうかですね。体格も大きい方ではないので、世界の壁を見て、辛い思いもすると思う。マスターズ前に米ツアーの試合にも出ているので、そこから何が足りないか、なぜ自分のプレーができないかを考えて、築き上げていくことが大切です。