<RBCヘリテイジ 初日◇18日◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ)◇7099ヤード・パー71>
縁起よくも苦しい船出となってしまった。米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」の第1ラウンドが行われ、前年覇者の小平智は、4バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「73」。2オーバー・93位タイと出遅れた。米ツアー初優勝を遂げた昨年も「73」と出遅れてからの優勝だった。今年も同じスコアではあるが、少し状況が違うようだ。
ドライバーでリズムをつくる小平智のスイングを連続写真で分析
今季フェデックスカップランキング1位のマット・クーチャー(米国)、世界ランキング8位のブライソン・デシャンボー(米国)とともに注目組の一つに組み込まれた小平は、前年覇者として大きな声援を受けて1番からスタート。2番パー5でバーディ先行としたが、3番、4番で連続ボギー。5番パー5で3打目を1.5mに寄せてイーブンパーに戻すと、6番では右のフェアウェイバンカーから2mに寄せてバーディを決める。9番では3mのバーディパットを外してしまったが、1アンダーで折り返した。
状況が変わってしまったのが10番パー4。フェアウェイ左サイドに大きな池が口を開けているホールで、「左から風が来ていたのでカットして打った」というドライバーショットが、左に出て左に曲がる、いわゆる逆球となりボールは池に消えた。3打目でもグリーンに届かず、ダブルボギーで後退。「あれで集中力が切れてしまいました」とショットの歯車がずれていく。
その後、グリーンを外しても、この1年で成長したショートゲームでしのぐ場面もあったが、15番パー5で握ったドライバーが今度は大きく右に曲がる。あわやOBだったが、木に当たってフェアウェイバンカーに止まった。目の前にせり出す枝がレイアップの難度を上げる状況から、うまくリカバリーできずにボギー。16番では、2打目を2mにつけてバーディとしたが、最終18番は50センチのパーパットを外してボギーフィニッシュとしてしまった。
縁起よくも苦しい船出となってしまった。米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」の第1ラウンドが行われ、前年覇者の小平智は、4バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「73」。2オーバー・93位タイと出遅れた。米ツアー初優勝を遂げた昨年も「73」と出遅れてからの優勝だった。今年も同じスコアではあるが、少し状況が違うようだ。
ドライバーでリズムをつくる小平智のスイングを連続写真で分析
今季フェデックスカップランキング1位のマット・クーチャー(米国)、世界ランキング8位のブライソン・デシャンボー(米国)とともに注目組の一つに組み込まれた小平は、前年覇者として大きな声援を受けて1番からスタート。2番パー5でバーディ先行としたが、3番、4番で連続ボギー。5番パー5で3打目を1.5mに寄せてイーブンパーに戻すと、6番では右のフェアウェイバンカーから2mに寄せてバーディを決める。9番では3mのバーディパットを外してしまったが、1アンダーで折り返した。
状況が変わってしまったのが10番パー4。フェアウェイ左サイドに大きな池が口を開けているホールで、「左から風が来ていたのでカットして打った」というドライバーショットが、左に出て左に曲がる、いわゆる逆球となりボールは池に消えた。3打目でもグリーンに届かず、ダブルボギーで後退。「あれで集中力が切れてしまいました」とショットの歯車がずれていく。
その後、グリーンを外しても、この1年で成長したショートゲームでしのぐ場面もあったが、15番パー5で握ったドライバーが今度は大きく右に曲がる。あわやOBだったが、木に当たってフェアウェイバンカーに止まった。目の前にせり出す枝がレイアップの難度を上げる状況から、うまくリカバリーできずにボギー。16番では、2打目を2mにつけてバーディとしたが、最終18番は50センチのパーパットを外してボギーフィニッシュとしてしまった。