「ゴルフの祭典」マスターズが幕を閉じ、すでに1週間が経過したが、ゴルフを愛する人々は、今なおタイガー・ウッズ（米国）優勝の余韻に浸っている。

5度目のマスターズV　タイガーの最新スイング【連続写真】

14年ぶりに目にしたウッズのグリーンジャケット姿に涙が溢れ出したファンも多かったことだろう。ウッズ自身、久しぶりに味わったグリーンジャケットの着心地が、あまりにも格別なのか、あるいは懐かしい想いに駆られたのか。グリーンジャケットを羽織り、レストランで笑顔を輝かせている姿がSNS上で話題になった。

マスターズ終了後、フロリダ州ジュピターの自宅へ戻ったウッズは、黒いTシャツに短パン、ヘッドカバーの虎のキャラクター「フランク」が付された黒いキャップというラフな服装にグリーンジャケットというユニークな出で立ちで、ウッズ自身のレストランである「ザ・ウッズ・ジュピター」へ恋人エリカ・ハーモンとともに出かけて行った。

レストランの来店客は大喜びでウッズに握手やサインを求めた。記念撮影にも応じ、スマホに笑顔を向けたグリーンジャケット姿のウッズの写真は、SNSを通じて世界中へ拡散された。

マスターズ勝者の証しであるグリーンジャケットは、昔も今も門外不出が大前提。だが、その年の優勝者だけは、翌年のマスターズまでの1年間、グリーンジャケットを自分の手元に置くことが許され、どこで着用しようとも自由という“特権”が与えられる。