<RBCヘリテイジ 最終日◇21日◇ハーバータウンGL(米国サウスカロライナ州)◇7099ヤード・パー71>
前年覇者ウィークは米ツアーでの自己ワーストスコアで締めくくる形となった。ドライバーの不安を抱えたまま臨んだ米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」。打開策が見つからずに、最終ラウンドは1バーディ・6ボギー・2トリプルボギーの「82」と大きく落として、決勝ラウンド進出者で最下位となる70位で終えた。米ツアーでは2013年の「全英オープン」第2ラウンド、18年の「全米オープン」第1ラウンドの「81」を下回る自己ワーストスコア。日本では12年(日本ツアー選手権)と14年(つるやオープン)に「82」があり、相性のいいコースでプロ転向後、自己ワーストタイスコアとなってしまった。
ドライバー巧者・小平智のスイングはインパクトからアドレスを逆算【連続写真】
「どう立て直せばいいのか分からなくて……」。トップスタートで出た小平は、2番(パー5)でドライバーでのティショットを大きく右に曲げたが、2打目以降のリカバリーに成功してバーディを奪う。しかし、その後は波に乗れずに12番までに6つのボギーを叩いた。
13番(パー4)では、ガードバンカーからグリーンエッジに近いピンをギリギリ狙った3打目がバンカーから出ず、その後も3パットなどトリプルボギー。また、左サイドにフェアウェイバンカーが広がる16番(パー4)は、「バンカーからフェードのイメージ」で打ったドライバーショットが、狙いよりも左に出てからさらに左に曲がり、フェアウェイバンカー左にあるOBゾーンへ消え、このホールもトリプルボギーとした。
第1ラウンドの10番でも同じイメージから同じような球が出てリズムを崩したが、「ああいうのが出るからワケが分からなくなるんです……」。18番(パー4)で2メートルのパーパットをねじ込み、自己ワースト更新は免れたが、ホールアウト後、自身のSNSで「小平智の充電が0パーセントになりました」とつづるほど、気力を振り絞って4日間を戦った。
前年覇者ウィークは米ツアーでの自己ワーストスコアで締めくくる形となった。ドライバーの不安を抱えたまま臨んだ米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」。打開策が見つからずに、最終ラウンドは1バーディ・6ボギー・2トリプルボギーの「82」と大きく落として、決勝ラウンド進出者で最下位となる70位で終えた。米ツアーでは2013年の「全英オープン」第2ラウンド、18年の「全米オープン」第1ラウンドの「81」を下回る自己ワーストスコア。日本では12年(日本ツアー選手権)と14年(つるやオープン)に「82」があり、相性のいいコースでプロ転向後、自己ワーストタイスコアとなってしまった。
ドライバー巧者・小平智のスイングはインパクトからアドレスを逆算【連続写真】
「どう立て直せばいいのか分からなくて……」。トップスタートで出た小平は、2番(パー5)でドライバーでのティショットを大きく右に曲げたが、2打目以降のリカバリーに成功してバーディを奪う。しかし、その後は波に乗れずに12番までに6つのボギーを叩いた。
13番(パー4)では、ガードバンカーからグリーンエッジに近いピンをギリギリ狙った3打目がバンカーから出ず、その後も3パットなどトリプルボギー。また、左サイドにフェアウェイバンカーが広がる16番(パー4)は、「バンカーからフェードのイメージ」で打ったドライバーショットが、狙いよりも左に出てからさらに左に曲がり、フェアウェイバンカー左にあるOBゾーンへ消え、このホールもトリプルボギーとした。
第1ラウンドの10番でも同じイメージから同じような球が出てリズムを崩したが、「ああいうのが出るからワケが分からなくなるんです……」。18番(パー4)で2メートルのパーパットをねじ込み、自己ワースト更新は免れたが、ホールアウト後、自身のSNSで「小平智の充電が0パーセントになりました」とつづるほど、気力を振り絞って4日間を戦った。