しかし今大会ではあの神技的なパッティングに復活の気配。2日間を終えた時点で「ストローク・ゲインド・パッティング」は7.192で全選手中1位となっている。「最高の状態に比べて、90%くらいまで戻ってきたと思う。スピード管理の面でまだ小さい違いがあるが、15フィート以内はよくなっていると感じている」と感触も悪くない。
そうなると気になるのは、今大会にかかるスピースの“キャリアグランドスラム”という記録だ。「去年の全英オープン以来、日曜日に優勝争いできていないので、それは想像できなかった」と話したスピースだが、今のパッティングの調子ならば、その可能性は十分ある。17年の全米オープン以来となる復活優勝を飾ることができるのか。その舞台が、これまで優勝のない唯一のメジャー「全米プロゴルフ選手権」だったらいうことはない。(文・田辺直喜)
そうなると気になるのは、今大会にかかるスピースの“キャリアグランドスラム”という記録だ。「去年の全英オープン以来、日曜日に優勝争いできていないので、それは想像できなかった」と話したスピースだが、今のパッティングの調子ならば、その可能性は十分ある。17年の全米オープン以来となる復活優勝を飾ることができるのか。その舞台が、これまで優勝のない唯一のメジャー「全米プロゴルフ選手権」だったらいうことはない。(文・田辺直喜)