＜ジョンディア・クラシック　初日＞◇8日◇TPCディアラン(7,257ヤード・パー71)

　TPCディアランで開幕した、米国男子ツアー「ジョンディア・クラシック」で偉業が達成された。ポール・ゴイドス(米国)が12バーディ・ノーボギーで回り“59”をマーク。歴史に残る大爆発でロケットスタートを切った。

　ゴイドスは出だしの2番でバーディを奪うと4番、6番、7番と立て続けにバーディを奪いスコアを伸ばす。そして、圧巻は4アンダーで迎えた後半だった。10番から5連続バーディを奪うと15番はパーとしたものの、16番から3連続バーディ。ハーフ28を叩き出し終わってみれば夢の50台。

　世界最小ストロークは石川遼が「中日クラウンズ」で記録した“58”だが、名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード)はパー70設定のためアンダー数では石川と並ぶ大記録。7,257ヤードと同コースよりも約700ヤードも長いセッティングで達成されたことも特筆すべき事柄だ。

　しかし、59を出しても独走させてくれないのが米ツアー。スティーブ・ストリッカー(米国)が1打差に迫る60で回り2位にピタリとつけている。2日目も勢いを持続するのはどちらか注目だ。日本の今田竜二は4バーディ・ノーボギーの4アンダー18位タイで初日を終えた。

【初日の順位】
1位：ポール・ゴイドス(-12)
2位：スティーブ・ストリッカー(-11)
3位T：マイケル・レッジ(-7)
3位T：マット・ジョーンズ(-7)
3位T：ロバート・アレンビー(-7)
3位T：ジェームス・ニッティーズ(-7)
7位T：ジェイ・ウィリアムソン(-6)
7位T：ダニエル・チョプラ(-6)
7位T：スコット・マッキャロン(-6)
7位T：チャーリー・ホフマン(-6)