<全英オープン 初日>◇15日◇セントアンドリュース オールドコース(7,305ヤード・パー72)
スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開幕した、メジャー第3戦「全英オープン」の初日。セントアンドリュースに愛された男達がそれぞれの再起をかけ好スタートを切った。
遼、初日は風の影響受けず「今までの全英の中でもやさしい」
午前組でまず最初に飛び出したのは、95年にセントアンドリュースで開催された全英オープンを制したジョン・デーリー(米国)。デーリーは1番、2番と連続バーディでスタートすると、6番でもバーディ、さらに8番からは圧巻の4連続バーディを奪い首位を独走する。17番でこの日唯一のボギーを叩きやや尻すぼみに終わったがそれもご愛嬌。「世界一好きな場所だ」と語る聖地で6アンダー3位タイと好位置につけた。
プライベートでは結婚と離婚を繰り返し、アルコールにもおぼれ、多額の借金も抱えた。25歳で登りつめたメジャーチャンピオンの座から絵に描いたような転落人生を歩み、コース外で騒ぎを起こし続けてもう44歳になったデーリー。「人生の浮き沈みが人を強くするんだ」どん底まで落ちた男が再び聖地で頂点を狙う。
全英対策のため低スピンのボールに変え、パターまで変え万全を期して初日に挑んだタイガー・ウッズ(米国)は、12番からの3連続を含む6バーディを奪い5アンダー8位とこちらも上々のスタート。初出場の95年大会でセントアンドリュースに“一目惚れ”して以来、00年、05年とこの地での全英を制してきた。今最も聖地に愛されている男が狙うのは、これまでの歴史で誰も成し遂げたことのないセントアンドリュースでの全英オープン3勝目。スキャンダルにまみれた自身の復活もかけ、首位に立ったローリー・マキロイ(北アイルランド)を背後から追い詰める。
スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開幕した、メジャー第3戦「全英オープン」の初日。セントアンドリュースに愛された男達がそれぞれの再起をかけ好スタートを切った。
遼、初日は風の影響受けず「今までの全英の中でもやさしい」
午前組でまず最初に飛び出したのは、95年にセントアンドリュースで開催された全英オープンを制したジョン・デーリー(米国)。デーリーは1番、2番と連続バーディでスタートすると、6番でもバーディ、さらに8番からは圧巻の4連続バーディを奪い首位を独走する。17番でこの日唯一のボギーを叩きやや尻すぼみに終わったがそれもご愛嬌。「世界一好きな場所だ」と語る聖地で6アンダー3位タイと好位置につけた。
プライベートでは結婚と離婚を繰り返し、アルコールにもおぼれ、多額の借金も抱えた。25歳で登りつめたメジャーチャンピオンの座から絵に描いたような転落人生を歩み、コース外で騒ぎを起こし続けてもう44歳になったデーリー。「人生の浮き沈みが人を強くするんだ」どん底まで落ちた男が再び聖地で頂点を狙う。
全英対策のため低スピンのボールに変え、パターまで変え万全を期して初日に挑んだタイガー・ウッズ(米国)は、12番からの3連続を含む6バーディを奪い5アンダー8位とこちらも上々のスタート。初出場の95年大会でセントアンドリュースに“一目惚れ”して以来、00年、05年とこの地での全英を制してきた。今最も聖地に愛されている男が狙うのは、これまでの歴史で誰も成し遂げたことのないセントアンドリュースでの全英オープン3勝目。スキャンダルにまみれた自身の復活もかけ、首位に立ったローリー・マキロイ(北アイルランド)を背後から追い詰める。