■悲願にあと一歩に迫ったサンデーバックナイン(17年)
エリンヒルズゴルフコースで開催。総距離7845ヤードに設定された初日は、1イーグルを奪ったものの、その後4ボギーの「74」。2オーバー84位と大きく出遅れた。しかし、2日目には7バーディ・ノーボギーの「65」。トータル5アンダーの8位タイへと急浮上し、トップと2打差で2年ぶりとなる決勝ラウンドへコマを進めた。
2日目の勢いから、ムービングデーにさらなる期待がかかったものの、この日はスコアを1つ伸ばすにとどまり、トータル6アンダー。順位も14位タイへと後退した。トップと6打差にその差は開いたが「まだまだ諦める位置ではない」と、攻める姿勢で自らを奮い立たせた。
そして迎えた最終日。松山は8バーディ・2ボギーと有言実行のラウンドを見せる。この日のベストスコアとなる「66」をマークし、トータル12アンダーの2位タイでフィニッシュ。メジャー大会での自己最高位を更新するとともに、80年に「全米オープン」で青木功がマークした日本選手最高位に並んだのである。悲願の日本男子のメジャー制覇、それが大きく近づいた大会だった。
■“荒波”の大会で必死の踏ん張り(18年)
前年大会2位。この“更新”を目指し、ニューヨーク郊外にあるシネコックヒルズGCに入った松山。会場のあるロングアイランドは大西洋に浮かぶ島で、強い海風が吹き荒れる環境だが、初日からその難しさを痛感することになった。1バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの5オーバー・46位タイ。多くの選手が苦しむなか、松山も順調とはいえない船出となった。
エリンヒルズゴルフコースで開催。総距離7845ヤードに設定された初日は、1イーグルを奪ったものの、その後4ボギーの「74」。2オーバー84位と大きく出遅れた。しかし、2日目には7バーディ・ノーボギーの「65」。トータル5アンダーの8位タイへと急浮上し、トップと2打差で2年ぶりとなる決勝ラウンドへコマを進めた。
2日目の勢いから、ムービングデーにさらなる期待がかかったものの、この日はスコアを1つ伸ばすにとどまり、トータル6アンダー。順位も14位タイへと後退した。トップと6打差にその差は開いたが「まだまだ諦める位置ではない」と、攻める姿勢で自らを奮い立たせた。
そして迎えた最終日。松山は8バーディ・2ボギーと有言実行のラウンドを見せる。この日のベストスコアとなる「66」をマークし、トータル12アンダーの2位タイでフィニッシュ。メジャー大会での自己最高位を更新するとともに、80年に「全米オープン」で青木功がマークした日本選手最高位に並んだのである。悲願の日本男子のメジャー制覇、それが大きく近づいた大会だった。
■“荒波”の大会で必死の踏ん張り(18年)
前年大会2位。この“更新”を目指し、ニューヨーク郊外にあるシネコックヒルズGCに入った松山。会場のあるロングアイランドは大西洋に浮かぶ島で、強い海風が吹き荒れる環境だが、初日からその難しさを痛感することになった。1バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの5オーバー・46位タイ。多くの選手が苦しむなか、松山も順調とはいえない船出となった。