<全米オープン 3日目◇15日◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇7075ヤード・パー71>
フェアウェイから完璧なショットを打ってもグリーン上で跳ねて奥のバンカーやラフ。グリーン上がベアグラウンドのようにはげ上がる。エッジから数ヤードの理不尽なピンポジション。あわてて水をまいたらビッグスコアが飛び出す。そんな近年の「全米オープン」におけるコースセッティングにもの申してきたフィル・ミケルソン(米国)が、ペブルビーチを絶賛した。
“やりがいのある”コース ペブルビーチの18ホールを写真でラウンド
上位を狙った3日目は、18番でペナルティエリアに打ちこむなどトリプルボギー。後半だけで5オーバー。トータル3オーバーの48位タイに後退し、キャリア・グランドスラムはまたしても夢と消えた。それでも自身のゴルフの前に、今大会のコースが持つフェアな面を持ち上げ、「今までで1番」の仕上がりとした。
全米ゴルフ協会(USGA)は大会前、「ムリなセッティングをすることはない。自然に任せる」と、世界一を決める大会の舞台にムリに手を加えないと発表。ここまでの3日間で、毎度恒例となっているコースについての文句はほとんど聞かれない。それだけ選手の良さを引き出し、見る者も楽しめる状態になっている。
「1番はピンポジション。選手の才能を引き出すセッティング。いいショットにはいい結果がでるようになっている」としたミケルソン。「ここまで素晴らしいチャレンジだった。明日もここでプレーできるのが楽しみだ」と、49歳の誕生日で父の日となる最終日には、ぜひとも“やりがいのある”コースで結果を出したいところだ。
「ボクにとって、ここはスピリチュアルな場所。いまゴルフをやれていること、そしてこのペブルビーチに来ると、より感謝の気持ちになるんだ」。2日目は、20時近くのホールアウト後も練習場に向かい、「課題」として挙げるドライバーを打ち込んだ。そんなミケルソンの感謝の気持ちと行動が、ペブルビーチの神様の目にはどう映った?(文・高桑均)
フェアウェイから完璧なショットを打ってもグリーン上で跳ねて奥のバンカーやラフ。グリーン上がベアグラウンドのようにはげ上がる。エッジから数ヤードの理不尽なピンポジション。あわてて水をまいたらビッグスコアが飛び出す。そんな近年の「全米オープン」におけるコースセッティングにもの申してきたフィル・ミケルソン(米国)が、ペブルビーチを絶賛した。
“やりがいのある”コース ペブルビーチの18ホールを写真でラウンド
上位を狙った3日目は、18番でペナルティエリアに打ちこむなどトリプルボギー。後半だけで5オーバー。トータル3オーバーの48位タイに後退し、キャリア・グランドスラムはまたしても夢と消えた。それでも自身のゴルフの前に、今大会のコースが持つフェアな面を持ち上げ、「今までで1番」の仕上がりとした。
全米ゴルフ協会(USGA)は大会前、「ムリなセッティングをすることはない。自然に任せる」と、世界一を決める大会の舞台にムリに手を加えないと発表。ここまでの3日間で、毎度恒例となっているコースについての文句はほとんど聞かれない。それだけ選手の良さを引き出し、見る者も楽しめる状態になっている。
「1番はピンポジション。選手の才能を引き出すセッティング。いいショットにはいい結果がでるようになっている」としたミケルソン。「ここまで素晴らしいチャレンジだった。明日もここでプレーできるのが楽しみだ」と、49歳の誕生日で父の日となる最終日には、ぜひとも“やりがいのある”コースで結果を出したいところだ。
「ボクにとって、ここはスピリチュアルな場所。いまゴルフをやれていること、そしてこのペブルビーチに来ると、より感謝の気持ちになるんだ」。2日目は、20時近くのホールアウト後も練習場に向かい、「課題」として挙げるドライバーを打ち込んだ。そんなミケルソンの感謝の気持ちと行動が、ペブルビーチの神様の目にはどう映った?(文・高桑均)