<全米プロゴルフ選手権 最終日>◇15日◇ウィスリング・ストレイツ(7,507ヤード・パー72)
ウィスコンシン州のウィスリング・ストレイツを舞台に開催された、今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」はドイツのマーティン・カイマーが、プレーオフでバッバ・ワトソン(米国)を下してメジャー初優勝を飾った。
今季最後のメジャーはM・カイマーが制する!
首位とは10打差で最終日をスタートしたタイガー・ウッズ(米国)は1番、2番と連続バーディを奪うが、3番でボギー、4番バーディのあと6番ボギーと出入りの激しい内容。前半は4バーディ・3ボギーとスコアを1つ伸ばすが、後半はティショットが曲がり、10番でダブルボギーを叩いてからはバーディを奪えずすべてパー。結局スコアを1つ落としてホールアウトしたウッズは、トータル2アンダー28位タイ。見せ場をつくれず、今年もメジャータイトルを獲得することはできなかった。
ウッズが最後にメジャーで勝ったのは2008年の「全米オープン」。5日間の死闘を制して14個目のメジャータイトルを獲得。昨年は「全英オープン」で予選落ちを喫したが、それでも「マスターズ」「全米オープン」「全米プロゴルフ選手権」でトップ10に入りを果たし王者の貫禄を示した。しかし、今年は昨年末からのスキャンダル問題で失意を味わい「マスターズ」「全米オープン」では4位に入ったものの、その後は復活どころか成績は低迷。前週に行われた「WGC-ブリヂストン招待」では自己ワーストの78位タイと不調を極めて今大会に乗り込んできた。
ウッズが復帰する前にジャック・ニクラス(米国)が「今年タイガーが、メジャーで1勝もできなかったら、私の記録(通算18勝)を抜くことは難しくなるだろう」と語っていた。今年の4大メジャーのうち、全米プロを除く3つのメジャーはいずれもウッズが得意とするコース。それだけに今季メジャーで1勝もできなかったことを考えれば、来年以降もメジャータイトルを獲得するのはさらに厳しくなるといえる。
ウィスコンシン州のウィスリング・ストレイツを舞台に開催された、今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」はドイツのマーティン・カイマーが、プレーオフでバッバ・ワトソン(米国)を下してメジャー初優勝を飾った。
今季最後のメジャーはM・カイマーが制する!
首位とは10打差で最終日をスタートしたタイガー・ウッズ(米国)は1番、2番と連続バーディを奪うが、3番でボギー、4番バーディのあと6番ボギーと出入りの激しい内容。前半は4バーディ・3ボギーとスコアを1つ伸ばすが、後半はティショットが曲がり、10番でダブルボギーを叩いてからはバーディを奪えずすべてパー。結局スコアを1つ落としてホールアウトしたウッズは、トータル2アンダー28位タイ。見せ場をつくれず、今年もメジャータイトルを獲得することはできなかった。
ウッズが最後にメジャーで勝ったのは2008年の「全米オープン」。5日間の死闘を制して14個目のメジャータイトルを獲得。昨年は「全英オープン」で予選落ちを喫したが、それでも「マスターズ」「全米オープン」「全米プロゴルフ選手権」でトップ10に入りを果たし王者の貫禄を示した。しかし、今年は昨年末からのスキャンダル問題で失意を味わい「マスターズ」「全米オープン」では4位に入ったものの、その後は復活どころか成績は低迷。前週に行われた「WGC-ブリヂストン招待」では自己ワーストの78位タイと不調を極めて今大会に乗り込んできた。
ウッズが復帰する前にジャック・ニクラス(米国)が「今年タイガーが、メジャーで1勝もできなかったら、私の記録(通算18勝)を抜くことは難しくなるだろう」と語っていた。今年の4大メジャーのうち、全米プロを除く3つのメジャーはいずれもウッズが得意とするコース。それだけに今季メジャーで1勝もできなかったことを考えれば、来年以降もメジャータイトルを獲得するのはさらに厳しくなるといえる。