マッチプレーではリーシュマン、ウーストハウゼン、ブランデン・グレイス（南アフリカ）がベスト16まで進み、タイガー・ウッズ率いる米国選抜チームと対戦するときにもいい状態に持っていけそうだ。

初めてキャプテンとしてチームを引っ張るためには多くの準備が必要であり、その意味でも「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」では有意義な時間を過ごすことができた。なぜなら、PGAツアーのフェデックスカップポイントレースでは唯一のペアマッチで、より近づく機会があっただけでなく、フォーサム、フォーボール形式でパートナーシップを試すことができたからだ。

多くの世界選抜候補の選手がこの大会でペアを組んだ。デイとスコット。ウーストハウゼンとチャール・シュワーツェル（南アフリカ）、ジャスティンとブランデン。アンサーはジョナサン・ベガス（ベネズエラ）と、そしてアニルバン・ラヒリはシュバンカー・シャルマ（ともにインド）と組んで試合に臨んだ。

ニューオリンズで我々同じホテルに泊まり、チーム経験者と未経験者がお互いをよく知る機会を設けて、チームの結束を強めるセッションを組んだ。我々のチームは国籍も文化も違うメンバーの集まりであり、チームとして一つになることが大切である。そのため、チームのフラッグには、チームメンバーの国旗を組み込んでいる。

また、良き友でもあり、チューリッヒで私とペアを組んだトレバー・イメルマン（南アフリカ）が公式会見で述べたことも素晴らしかった。それは、我々の多様性が力になることであり、私もそれには賛同する。これを生かして、これからの期間、米国チームからカップを取り返すようにしたい。

トレバーについて話そう。昨年11月の「ワールドカップ」で発表したジェフ・オギルビー（オーストラリア）の副キャプテンに加え、彼がマイク・ウィアー（カナダ）、K・J・チョイ（韓国）とともに、チームの副キャプテンとして加わってくれることは光栄であり、非常にうれしく思う。彼ら3人とは、これまでプレジデンツカップや世界中のツアーで共に戦い、チームの勝利に貢献してくれる情熱と思いが一緒だ。彼らはいまだにPGAツアーで戦っているし、チームのメンバーと彼らの関係はチームにとって大きな要素となると確信している。