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T・ウッズは棄権、R・マキロイは砂場で罰打… からの無罰

T・ウッズは棄権、R・マキロイは砂場で罰打… からの無罰

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2019年8月10日 15時29分

ウッズの人気にひけを取らない、スターも肝を冷やす1日となった。先月行われた「全英オープン」で、地元優勝が期待されながらも予選落ちに終わったローリー・マキロイ(北アイルランド)も不運に見舞われた。問題の場面は14番パー3。ティショットをグリーン右サイドのバンカーに打ち込むと、2打目を放つ直前。「小石かと思ってどかそうと思ったら、砂の塊だった」と、ショット前に砂に触れてしまった。

今年から、バンカー内でもルースインペディメント(葉や石などの自然物)を取り除けることになったが、砂はそれにあたらない。そのため、マキロイは競技委員を呼んで裁定を仰いだ。その結果、「2罰打」の裁定が下され、マキロイはこのホールを“いったん”ダブルボギーとした。

その後は「本当にそれが正しかったのか、終わってから話し合うつもりだった。ただ、その場では、ハッキリしないまま進みたくなかったので、一度はペナルティを受け入れた。後ろの組もティにいたし」と、一度は罰を受けた状態でプレーを進め、次のホールでバーディを奪うなど奮闘。そしてホールアウト後に再び、競技委員の責任者を含め、レビューを開始した。

ことは、ゴルフのルールをつかさどるUSGA(全米ゴルフ協会)も巻き込み、結局は、「ライを改善しているわけではない」として、マキロイ自身も「その意識は間違いなくない」としたことから、無罰の裁定となり、マキロイは首位と3打差のトータル9アンダーでのホールアウトとなった。

「ルールはルール。でも、今年変わったルールだったし、ボクに下された裁定が本当に正しいのか分からなかった。だから確かめたかった。終わったらすぐにそうしようと思っていた」と、そのときの心境を話したマキロイ。とにかく何事もなく、決勝ラウンドに向かうことでひと安心といったところか。

※『ストロークに関する情報を知ろうとしてその砂の状態をテストするために手、クラブ、レーキ、または他の物でバンカー内の砂に故意に触れること』なら罰打だが、今回のマキロイは明らかにそのような行為として砂に触れたわけではなく、ゴルフ規則8.1【ストロークに影響を及ぼす状態を改善するプレーヤーの行動】にも抵触していないとPGAツアーは判断した。

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