そう言って苦笑していたウッズだからこそ、ゴルフ事業への視線の向け方も変わったのだろう。一流チャンピオンシップコースの設計監修もさることながら、もっと大切なのは、多忙な現代人に手軽にお洒落にゴルフの楽しさに触れてもらう機会を創設することではないか。そんな発想と考え方が、ウッズを新たなパッティング・コース作りに走らせた。
「僕の一番幸せな思い出は、幼いころ父と一緒にゴルフ場の片隅でパット合戦をしたことだ。たくさんの人々にそういう時間を持ってもらいたい。どんな年齢、どんなスキルレベルのゴルファーにも楽しんでもらいたい」
ゴルフの少数精鋭に目を向けるより、大勢の庶民の幸せを願う。今、ウッズの視線の先にあるものは、みんなのハッピーライフだ。
文・舩越園子(ゴルフジャーナリスト)
「僕の一番幸せな思い出は、幼いころ父と一緒にゴルフ場の片隅でパット合戦をしたことだ。たくさんの人々にそういう時間を持ってもらいたい。どんな年齢、どんなスキルレベルのゴルファーにも楽しんでもらいたい」
ゴルフの少数精鋭に目を向けるより、大勢の庶民の幸せを願う。今、ウッズの視線の先にあるものは、みんなのハッピーライフだ。
文・舩越園子(ゴルフジャーナリスト)