…が、まずスタートティからタイガーの姿が全く見えない。タイガーのティオフ数十分前には10番ホールのティイングエリアからグリーンまで人が途切れず待っている。ティの周囲は何重にも人がひしめきあい、ひと目でも姿を見ようと、隣り合う9番、18番グリーンのギャラリースタンドも満席だった。着弾地点で待ち構えようと試みるも、ホールどうしが隣り合う箇所だと人の波で身動きが取れない場所もある。しかし、サイドが広かったり、アップダウンがあるホールでは、意外とプレーをゆっくり見ることができた。
加えて、ZOZO-の盛り上がりを一番実感できたのもこの組だろう。早朝からスタートティでは選手が登場するたびに拍手や声援が鳴りやまず、ショットを打てば大歓声。タイガーの組はひときわ大きく、バーディを獲れば数ホール離れていても聞こえる、海外メジャーでよく耳にする地鳴りのような歓声が鳴り響いた。
普段にはない盛り上がり方に、日本人選手はもちろん、米ツアー選手も『まるでメジャーのような盛り上がり』と驚きの声を上げた。13年ぶりに日本でプレーする姿を見せたタイガーを始め、世界のトップ選手の迫力を間近で感じられる貴重な機会。競技人口の減少や人気低迷が課題となっているゴルフ界に転機をもたらす、貴重な1週間となりそうだ。(文・谷口愛純)
加えて、ZOZO-の盛り上がりを一番実感できたのもこの組だろう。早朝からスタートティでは選手が登場するたびに拍手や声援が鳴りやまず、ショットを打てば大歓声。タイガーの組はひときわ大きく、バーディを獲れば数ホール離れていても聞こえる、海外メジャーでよく耳にする地鳴りのような歓声が鳴り響いた。
普段にはない盛り上がり方に、日本人選手はもちろん、米ツアー選手も『まるでメジャーのような盛り上がり』と驚きの声を上げた。13年ぶりに日本でプレーする姿を見せたタイガーを始め、世界のトップ選手の迫力を間近で感じられる貴重な機会。競技人口の減少や人気低迷が課題となっているゴルフ界に転機をもたらす、貴重な1週間となりそうだ。(文・谷口愛純)