コースの水をポンプでくみ出し、泥や落ち葉を掃き出す。練習場は着弾地点が浸水していたため、急きょ新たに2カ所ドライビングレンジを設けた。フェアウェイが完全に池のようになった10番パー4は、浸水地点を越えた場所をティイングエリアにして、異例の140ヤードパー4として設定。作業開始から約7時間半、「最終的に11時30分に全18ホールの整備が終わりました。本当に、色々な意味で歴史的な大会になったんじゃないかと思います」と、無事にティオフを迎えた選手たちを見て安堵の息を吐いた。
この1カ月半のあいだにも、台風15号、19号と立て続けに大雨、強風による被害を受けた。1度目は100本の倒木被害や停電などに見舞われながらも、なんとか開催にこぎつけた。「長い4日間が、1日伸びてさらに長い5日間になってしまった。本当に、無事に最後まで、問題やケガなく終えることを願います」。2日目は中止、3日目は観客を入れずに競技を実施。当初に思い描いていた形とはかけ離れてしまったが、多くのファンが習志野CCでの観戦を心待ちにしている。
選手の熱い戦いとは別に、米ツアーの日本初開催という重圧の下で、さらにプレッシャーを背負っているコース管理メンバーたち。そんな影の立役者のおかげで、明日の習志野CCは観客の笑顔で埋め尽くされることだろう。(文・谷口愛純)
この1カ月半のあいだにも、台風15号、19号と立て続けに大雨、強風による被害を受けた。1度目は100本の倒木被害や停電などに見舞われながらも、なんとか開催にこぎつけた。「長い4日間が、1日伸びてさらに長い5日間になってしまった。本当に、無事に最後まで、問題やケガなく終えることを願います」。2日目は中止、3日目は観客を入れずに競技を実施。当初に思い描いていた形とはかけ離れてしまったが、多くのファンが習志野CCでの観戦を心待ちにしている。
選手の熱い戦いとは別に、米ツアーの日本初開催という重圧の下で、さらにプレッシャーを背負っているコース管理メンバーたち。そんな影の立役者のおかげで、明日の習志野CCは観客の笑顔で埋め尽くされることだろう。(文・谷口愛純)