だが、ウッズ本人にしてみれば、「自薦」を決意する段階で悩みの種は多々あった。
というのも、今回はキャプテン推薦による米国チーム入りが期待されていた選手が10名前後と多かった。
自力出場枠にぎりぎりで漏れたリッキー・ファウラーは、実力も人気も高く、ウッズとは「親友」のような間柄だ。ウッズが指名する筆頭はファウラーだろうと噂されていた。昨季好調だったケビン・キズナ―、今季絶好調のケビン・ナ、メジャー4勝のジョーダン・スピースも調子が上がりつつあり、ウッズがその誰を選んでもおかしくはなかった。
プレジデンツカップ創設以来、全大会に連続出場してきたフィル・ミケルソンは「今、不調の僕より、今、勢いのある選手が出るべきだ」と出場意欲を示していなかったが、周囲の期待は相変わらず高かった。
ウッズは、こうした候補者たちに電話をかけ、「悪いけど僕はキミを選ばないよ」と告げた上でキャプテン推薦4名を発表した。
「選ばないよ」と告げることは、キャプテンの任務とはいえ、ツアー仲間や友人としては、とても辛いこと。だが、ウッズは彼らに「選ばないよ」と告げた上で、さらに自分自身を選ぶと決めたのだから、そんな決意ができるウッズのメンタリティがいかに強靭であるかが、あらためて伺える。
というのも、今回はキャプテン推薦による米国チーム入りが期待されていた選手が10名前後と多かった。
自力出場枠にぎりぎりで漏れたリッキー・ファウラーは、実力も人気も高く、ウッズとは「親友」のような間柄だ。ウッズが指名する筆頭はファウラーだろうと噂されていた。昨季好調だったケビン・キズナ―、今季絶好調のケビン・ナ、メジャー4勝のジョーダン・スピースも調子が上がりつつあり、ウッズがその誰を選んでもおかしくはなかった。
プレジデンツカップ創設以来、全大会に連続出場してきたフィル・ミケルソンは「今、不調の僕より、今、勢いのある選手が出るべきだ」と出場意欲を示していなかったが、周囲の期待は相変わらず高かった。
ウッズは、こうした候補者たちに電話をかけ、「悪いけど僕はキミを選ばないよ」と告げた上でキャプテン推薦4名を発表した。
「選ばないよ」と告げることは、キャプテンの任務とはいえ、ツアー仲間や友人としては、とても辛いこと。だが、ウッズは彼らに「選ばないよ」と告げた上で、さらに自分自身を選ぶと決めたのだから、そんな決意ができるウッズのメンタリティがいかに強靭であるかが、あらためて伺える。