＜ソニー・オープン・イン・ハワイ　3日目＞◇15日◇ワイアラエ・カントリークラブ(7,068ヤード・パー70)

　ハワイにあるワイアラエCCで開催されている、米国男子ツアー第2戦「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の第2ラウンド。巻き返しをはかって127位タイからスタートした松山英樹は、この日パープレーでまわったものの、トータル4オーバーで予選を通過することはできなかった。

8年ぶり米国ツアー優勝へ！丸山茂樹が首位タイ浮上！

　「日本でプレーするより落ち着きがありませんでした…」と話した松山は、序盤の2番でいきなりダブルボギーを叩くと、続く3番もボギーとして後退。5番で初バーディを奪い後半の10番、18番をバーディとしたが、パットが思うように決まってくれず、カットラインに届かないまま予選ラウンドで姿を消すこととなった。

　アマチュア日本選手として初めて今年の「マスターズ」に出場する松山は、今大会で米国ツアーの壁を肌で感じた。「マスターズまで3か月あるので、この経験を次に活かしたいです」と前向きさを見せた松山の次戦の活躍を期待したい。

　首位に立ったのはトータル10アンダーの丸山茂樹とスチュアート・アップルビー(オーストラリア)、3位タイにはスティーブ・マリーノ(米国)ら3選手、昨年の賞金王マット・クーチャー(米国)らが6位タイにつけている。その他の日本選手は、決勝ラウンド進出を逃している。