いい奴と言えば、トニー・フィナウも忘れてはならない。彼は同じく期待できる選手で、チームのカギを握る1人だ。

彼は、過去3年、優勝なしでツアー選手権に出場している選手。そして、それはとんでもないことだ。かれが常に毎週、コンスタントに成績を残すプレーをしてきたことに他ならない。そしてそれはこのチームが必要としていることだ。みんなトニーとプレーしたいと思っているし、彼がいることはとても楽しみだ。

彼にチーム入りを伝える電話で、実はいたずらをしたんだ。「つらいニュースがある」と言ったとき、かれの心が沈むのを感じたんだ。プレジデンツカップのメンバーに迎えると伝える前に、数秒ヒヤッとさせたんだ。

さらに、このチームがキャプテン・アメリカ抜きで戦えるとは思っていない。パトリック・リードはチームのベテランの一人で、彼の存在は国旗の赤、青、白を体現している。彼の持つエネルギーと情熱は、アウェーの戦いにおいては極めて重要だ。

彼は、自分の持っているすべてのものを出し切ってポイントを取りに行く選手だから楽しみだ。

最後に、プレジデンツカップ史上二人目のプレーイングキャプテンとなることはスリリングで光栄なこと。ヘール・アーウィンが1994年にやっているが、そのときは成功している。これはチャレンジングでご褒美のような経験となるだろう。