<プレジデンツカップ 2日目◇13日◇ロイヤル・メルボルンゴルフクラブ(オーストラリア)>
3日目の正午ごろ。第5組目がスタートする前の1番ティには、ハッピーバースデーの大合唱が響いていた。片手を挙げて応えたのが、13日に31歳の誕生日を迎えたリッキー・ファウラー(米国)。初日は控え選手となっていたため、この日が本戦では初お披露目。フォアサム1打目、ファウラーが打ったティショットは左のラフに飛んでいき相手チームに先制点を許したが、終盤ではしっかり見せ場を作った。15番を迎えた時点で2ダウン。残された猶予は残り3ホールだ。
アイドル・ファウラーも31歳か…【大会フォト】
プレッシャーがかかる中、直後にラッキーが舞い降りる。ペアを組んだゲーリー・ウッドランドが放った16番のティショット。右に曲がってトラブルになるかに思われたが、テントに当たってフェアウェイに戻ってきた。「カップが左に切られていたから、右サイドはちょうどいい角度だったよね(笑)」と、ファウラーが2打目を2.5mにつけてバーディ奪取。思わぬ“誕生日プレゼント”で1ダウンに引き戻すと、直後のティショットをしっかりとフェアウェイにおき、ウッドランドと抜群のチームワークで再びバーディで世界選抜に追いついた。
18番グリーンに上がった時点で、両チームともに2勝。世界選抜が約3m、米国選抜が約11mのバーディパットが残った。ウッドランドのファーストパットはカップをそれて2mオーバーしたが、世界選抜のバーディパットも入らずOKパー。ファウラーが決めなければ1ポイントを失うことになるが、「オーバーしたボールを見ていたし、ライン読みには自信があった」とプレッシャーを感じることなくカップイン。相手にリードを譲ることなく、引き分けのまま0.5ポイントずつを分け合い、ホールアウトとなった。
試合後の練習場でも、ショットを打つたびに『おめでと〜!』と声援を受けていたファウラー。「今日は勝てなかったけど、明日は取り返したい」。31歳2日目は、これまで何度もコンビを組んでいるジャスティン・トーマスとともにリベンジを狙う。(文・谷口愛純)
3日目の正午ごろ。第5組目がスタートする前の1番ティには、ハッピーバースデーの大合唱が響いていた。片手を挙げて応えたのが、13日に31歳の誕生日を迎えたリッキー・ファウラー(米国)。初日は控え選手となっていたため、この日が本戦では初お披露目。フォアサム1打目、ファウラーが打ったティショットは左のラフに飛んでいき相手チームに先制点を許したが、終盤ではしっかり見せ場を作った。15番を迎えた時点で2ダウン。残された猶予は残り3ホールだ。
アイドル・ファウラーも31歳か…【大会フォト】
プレッシャーがかかる中、直後にラッキーが舞い降りる。ペアを組んだゲーリー・ウッドランドが放った16番のティショット。右に曲がってトラブルになるかに思われたが、テントに当たってフェアウェイに戻ってきた。「カップが左に切られていたから、右サイドはちょうどいい角度だったよね(笑)」と、ファウラーが2打目を2.5mにつけてバーディ奪取。思わぬ“誕生日プレゼント”で1ダウンに引き戻すと、直後のティショットをしっかりとフェアウェイにおき、ウッドランドと抜群のチームワークで再びバーディで世界選抜に追いついた。
18番グリーンに上がった時点で、両チームともに2勝。世界選抜が約3m、米国選抜が約11mのバーディパットが残った。ウッドランドのファーストパットはカップをそれて2mオーバーしたが、世界選抜のバーディパットも入らずOKパー。ファウラーが決めなければ1ポイントを失うことになるが、「オーバーしたボールを見ていたし、ライン読みには自信があった」とプレッシャーを感じることなくカップイン。相手にリードを譲ることなく、引き分けのまま0.5ポイントずつを分け合い、ホールアウトとなった。
試合後の練習場でも、ショットを打つたびに『おめでと〜!』と声援を受けていたファウラー。「今日は勝てなかったけど、明日は取り返したい」。31歳2日目は、これまで何度もコンビを組んでいるジャスティン・トーマスとともにリベンジを狙う。(文・谷口愛純)