インターナショナル・クラブはこんなに大きい！【写真】

「めったにない機会だから。PGAツアー選手のダブルスを生で見られるなんて、貴重だろ？」と新しいビールを開けていました。8万円出しても見たい（出さなくても見られますが）ダブルス戦も、今日が見納め。という訳で、記者Aが独断と偏見でベストコンビ賞を決めたいと思います。選定基準はただひとつ。スコアは一切関係ナシ、“なんとなく一番相性がよさそう”で賞！1ホールの間の2人の様子を観察します。

前後の流れも影響大だと思いますが、けっこう組によっての差が出ておもしろい。会話は必要最低限、意外と離れて歩いていたのがアダム・スコット＆アン・ビョンフン。先輩アダムにビョンフンがついて行っている感じですね。逆に、多少ミスショットしてもポイント獲られても自然とくっついて笑っていたのがジャスティン・トーマス＆リッキー・ファウラーや、トニー・フィナウ＆マット・クーチャーの長身2人組。そんな仲良しコンビを押さえて栄えある1位に輝いたのは…、エイブラハム・アンサー＆イム・ソンジェのルーキー組！　そこ!?　と思った皆さん、この2人の“以心伝心”感はけっこうすごいですよ。

おしゃべりはほぼゼロ、笑顔もほぼゼロでこれはダメかと思われましたが、ナイスショットをした後は無言でうなずく2人。先にパターを打ち終えたアンサーが、ソンジェのライン読みを入念にチェック＆アドバイス。外してしまっても、再び無言で“コクリ”。お互い自分が打ち終わればサッと歩き出し、つかず離れずそれぞれのペースを守りつつ、フォアボールは3＆2でしっかり勝利。そういうチームワークもあるんだな〜とPGAツアー選手のすごさを感じた1日でした。