「次だ!いけ!」「ヒデキ!」と鼓舞する観客の声がティイングエリアを囲む。この時点で、米国選抜がシングルスで3ポイントを獲得してトータルポイントでは10対11と劣勢。1998年以来となる世界選抜勝利へ追い風を起こしたかったが、2打目はグリーンをオーバーし、奥のカラーから入らず。パーとしたフィナウと引き分けでフィニッシュ。「悔しいですね。自分のミスから流れが変わってしまった」と苦い思いをかみしめた。
2ポイントのリードを持って最終日を迎えた世界選抜チームは、逆転を許し14対16で終了。世界を背負って戦った4度目の挑戦は、多くの声援を受けながらも、悔しい最後となった。(文・谷口愛純)
2ポイントのリードを持って最終日を迎えた世界選抜チームは、逆転を許し14対16で終了。世界を背負って戦った4度目の挑戦は、多くの声援を受けながらも、悔しい最後となった。(文・谷口愛純)