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「批判の嵐」リードとミケルソン、それぞれの処し方【舩越園子コラム】

「批判の嵐」リードとミケルソン、それぞれの処し方【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年12月16日 15時01分

リードはその直後にプレジデンツカップに出場。オーストラリアのゴルフファンがリードを激しくヤジるであろうことは大会開幕前から予想され、その通りになった。

「おい、パトリック、キャディに担がせているのはクラブ14本とシャベル1本だろ?」

昨今の米ゴルフ界では、昔より「批判の嵐」が吹き荒れやすくなった感がある。つい最近も国民的スターであるフィル・ミケルソンが欧州ツアーのサウジ・インターナショナルに出場すると発表した途端、方々から批判が噴出した。

アリゾナ州立大学出身のミケルソンは、「第2の故郷」アリゾナで開催されるウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンに過去30回も出場し続け、大会を盛り上げてきたアンバサダーだ。

だが、サウジ・インターナショナルに出ることは同週開催のフェニックス・オープンを欠場することを意味するため、地元の人々は「がっかりした」、「裏切られた」と肩を落とし、米国のゴルフファンは「自分が育ててきた大会を見限るのか?」、「高額なアピアンランスフィに目がくらんだに違いない」と、ミケルソンを激しく批判した。

とはいえ、ミケルソンはすでに十分すぎるほど同大会とアリゾナに貢献してきたのだし、彼にも選択の自由はあって然るべき。仮にアピアランスフィーの魅力に引かれたのだとしても、それを責めるべきではないと私は思うのだが、こうした状況に直面したとき、なんとかして人々の気持ちをなだめたいと考え、即行動するところがミケルソンらしさだ。

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