だが、権威あるUSGAを現役のトッププレーヤーたちが集団で真正面から批判したこの出来事は、まさに前代未聞であり、これまたショッキングだった。
12月のヒーロー・ワールド・チャレンジでは、パトリック・リードがバンカー内で素振りする際、ウエッジのソールでボール手前の砂を押し払い、「ライの改善」による2罰打を科せられるという、さらにショッキングな出来事が起こった。
リードへの批判の声は、その翌週のプレジデンツカップで一層高まり、挙げ句の果てにリードのキャディがオーストラリアのギャラリーと激しい言い争いをして、警察沙汰へ。
その翌週には、あの差別発言で失脚したヘイニーが、自分の仕事が減った責任を問い、米PGAツアーを訴えるという裁判沙汰へ。
そんなふうに2019年の米ゴルフ界は嫌な出来事、暗い話が続出した1年だったが、悪いことばかりではなかった。マシュー・ウルフ、コリン・モリカワといった将来有望な若手選手の出現は喜ばしいことだった。
そして、ウッズが10月の「ZOZOチャンピオンシップ」を制し、故サム・スニードの最多勝利数記録に並ぶ通算82勝目を達成して世界中を沸かせたことは最大の朗報だった。
12月のヒーロー・ワールド・チャレンジでは、パトリック・リードがバンカー内で素振りする際、ウエッジのソールでボール手前の砂を押し払い、「ライの改善」による2罰打を科せられるという、さらにショッキングな出来事が起こった。
リードへの批判の声は、その翌週のプレジデンツカップで一層高まり、挙げ句の果てにリードのキャディがオーストラリアのギャラリーと激しい言い争いをして、警察沙汰へ。
その翌週には、あの差別発言で失脚したヘイニーが、自分の仕事が減った責任を問い、米PGAツアーを訴えるという裁判沙汰へ。
そんなふうに2019年の米ゴルフ界は嫌な出来事、暗い話が続出した1年だったが、悪いことばかりではなかった。マシュー・ウルフ、コリン・モリカワといった将来有望な若手選手の出現は喜ばしいことだった。
そして、ウッズが10月の「ZOZOチャンピオンシップ」を制し、故サム・スニードの最多勝利数記録に並ぶ通算82勝目を達成して世界中を沸かせたことは最大の朗報だった。