世界選手権シリーズ(WGC)のメキシコ選手権は、最終日を単独首位で迎えたジャスティン・トーマス(米国)が惜敗に終わった2017年と18年の雪辱を果たすことが期待されていた。だが、トーマスは肝心な最終日に「73」と崩れ、6位タイに甘んじた。
まもなくプロデビューを迎える安田祐香の圧倒的存在感【写真】
世界ナンバー1に返り咲いたばかりのローリー・マキロイ(北アイルランド)はトーマスから4打差で最終日を迎えた。逆転優勝は十分可能な位置。勝てば、WGC4大会すべてを制する“WGCスラム”達成となる。それだけに期待は大きかったが、彼も伸ばし切れず、5位に終わった。
3日目に「61」をマークし、大会レコードとコースレコードを更新して4位タイにつけていたジョン・ラーム(スペイン)も最終日は優勝争いに絡めず、3位タイに甘んじた。
勝利が期待されていたスター選手たちが振るわなかった一方で、優勝争いを演じたのはブライソン・デシャンボーとパトリック・リード(ともに米国)という、近年の「悪役」2人だった。そして、昨秋から最も「悪名高き」選手と化していたリードが勝利したことは、偶然だったのか、必然だったのか。
デシャンボーは、そもそもはアイアンをすべて同一レングスにそろえるなど、科学的見地から独自の理論を唱え、奇抜な策を講じることで知られるようになった。
まもなくプロデビューを迎える安田祐香の圧倒的存在感【写真】
世界ナンバー1に返り咲いたばかりのローリー・マキロイ(北アイルランド)はトーマスから4打差で最終日を迎えた。逆転優勝は十分可能な位置。勝てば、WGC4大会すべてを制する“WGCスラム”達成となる。それだけに期待は大きかったが、彼も伸ばし切れず、5位に終わった。
3日目に「61」をマークし、大会レコードとコースレコードを更新して4位タイにつけていたジョン・ラーム(スペイン)も最終日は優勝争いに絡めず、3位タイに甘んじた。
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デシャンボーは、そもそもはアイアンをすべて同一レングスにそろえるなど、科学的見地から独自の理論を唱え、奇抜な策を講じることで知られるようになった。