＜ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇10日◇TPCソーグラス（フロリダ州）◇7189ヤード・パー72＞

賞金総額は世界最高の1500万ドル（約16億円）、優勝者にはFedExCupポイント600点が付与される「ザ・プレーヤーズ選手権」が今週開幕。ビッグマッチを前に会場入りした松山英樹は、練習ラウンドでコースチェックを行う間も明るい表情を見せていた。

松山英樹のドライバースイング【連続写真】

ラウンド後に調子を聞かれれば、「最高です！（笑）」と笑顔で返ってきた。前週の「アーノルド・パーマー招待」では、決勝ラウンドで「80」、「77」と崩れて56位タイで終了。最終ラウンドを終えた日曜日、「夕方には元気になっていた。練習してちょっとよくなりそうだったので、きっかけがあれば元気になる」と切り替え。「鬼の練習をしてきました」と、すぐさま修正に取りかかった。

「悪かった原因が少しわかったような気がしたので、どうかなという感じ。もうちょっと時間がかかる」と調整を進めている。

また、この日は日本時間では11日。東日本大震災の発災から9年を迎える。当時は松山自身は日本から離れていたが、「あのときに見た光景はすごかったし、今でも復興していないところもある。試合で頑張って、応援してくれている人が元気になれば一番いいと思う」と語った。