春の訪れを告げるゴルフの祭典「マスターズ」。世界中のゴルフファンが待ち望んでいたゴルフ界最大のイベントは新型コロナウイルス感染拡大の影響で11月に延期となった。一面に広がる緑のじゅうたんと咲き誇るアザレアの鮮やかな赤。あの風景を見ることができないのは寂しい限りだ。そこで、これまでのマスターズの名場面を紹介。まずは松山英樹のアマチュア時代の活躍を振り返る。
松山英樹の基礎 4番アイアンのスイング【動画】
2011年4月10日。松山は最終日のオーガスタ・ナショナルGCで光を浴びた。日本人としてはじめてマスターズの表彰式に出席。ローアマチュアの称号を獲得し、恥ずかしそうな表情を浮かべパトロンの前ではにかんだ。
10年10月に霞ヶ関カンツリー倶楽部で行われた「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、本大会の出場権を獲得。日本人アマとしてはじめてオーガスタの地を踏んだ。そして27位タイという結果を残した。3日目には「68」をマークし18位タイに浮上。最終日こそ2つスコアを落としたが、4日間トータル1アンダーという堂々たる成績だった。
大会の1カ月前には東日本大震災が日本列島を襲った。東北福祉大在学中だった松山にとっては、甚大な被害を受けた東北の地は第2のふるさと。震災発生後は欠場することも考えていたが、「日本の被災地はまだ大変ですが、マスターズでのプレーで少しはみんなに希望と喜びを与えられたと思います」と顔を赤らめスピーチし、拍手喝采を浴びた。
【2011年マスターズ】
1R:72、31位タイ
2R:73、43位タイ
3R:68、18位タイ
FR:74 27位タイ
トータル1アンダー、27位タイ
松山英樹の基礎 4番アイアンのスイング【動画】
2011年4月10日。松山は最終日のオーガスタ・ナショナルGCで光を浴びた。日本人としてはじめてマスターズの表彰式に出席。ローアマチュアの称号を獲得し、恥ずかしそうな表情を浮かべパトロンの前ではにかんだ。
10年10月に霞ヶ関カンツリー倶楽部で行われた「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、本大会の出場権を獲得。日本人アマとしてはじめてオーガスタの地を踏んだ。そして27位タイという結果を残した。3日目には「68」をマークし18位タイに浮上。最終日こそ2つスコアを落としたが、4日間トータル1アンダーという堂々たる成績だった。
大会の1カ月前には東日本大震災が日本列島を襲った。東北福祉大在学中だった松山にとっては、甚大な被害を受けた東北の地は第2のふるさと。震災発生後は欠場することも考えていたが、「日本の被災地はまだ大変ですが、マスターズでのプレーで少しはみんなに希望と喜びを与えられたと思います」と顔を赤らめスピーチし、拍手喝采を浴びた。
【2011年マスターズ】
1R:72、31位タイ
2R:73、43位タイ
3R:68、18位タイ
FR:74 27位タイ
トータル1アンダー、27位タイ