16日、予想通りにPGAツアーが新スケジュールを発表した。そこで、再開は6月11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」（テキサス州フォートワース）。翌週の18〜21日に、サウスカロライナ州ヒルトンヘッドで「RBCヘリテージ」が行われることなどが確定した。

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次いで25〜28日にコネチカット州での「トラベラーズ選手権」、7月2〜5日は「ロケット・モーゲージ・クラシック」（ミシガン州デトロイト）が開催される。ここまでの4大会はギャラリーなしで開催されるが、その後、観客を動員するか否かは各地域の状況を注視し、州政府等の公的機関とも連携をとって判断するという。

「新日程の発表はツアー、選手、ファンにとってとても大きなステップ。しかしこれまで伝えてきたように全ての人々の安全が最も重要なので、各機関と十分に話し合った上で再開をしたい」とPGAツアーのジェイ・モナハンコミッショナーはコメントした。

また新スケジュールとともに、2020-21年シーズンとなる、今秋の大会も併せて発表された。最も気になる、日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」は10月22〜25日になることが決まり、日本のゴルフファンとしてはホッと胸をなで下ろしたことだろう。「マスターズ」開催まで中2週あることから、タイガー・ウッズ（米国）の来日にも希望が残ったところだ。ぜひディフェンディング王者に来日して欲しいというのが、多くの人が臨むことだろう。

さて、この再開と新スケジュールの発表で選手の反応はというと、概ねウエルカムだ。ジャスティン・トーマス（米国）は自身のSNSで、「ツアーがとにかく何かスケジュールを発表してくれたことは、とてもうれしい」とコメント。「実際に再開できるかは現時点では誰にも分からないが、再開に向けてこれだけの準備をしてくれたことはどれだけ大変なことだっただろう」と状況が確実ではないとしながらも、ツアーの努力に感謝した。「再び延期になることも理解しているが、今は目標ができた」と長いメッセージを寄せている。