アメリカ国内で新型コロナウイルス感染がもっとも深刻なニューヨーク州。「都市封鎖」が続いている中、現地時間18日から「ゴルフコースがオープン」となった。現在は会員制のコースでメンバーオンリーのプレーとなっているが、「これはパブリックコースにも近く波及するだろう」と予想される。
むやみな握手はNG! 今は“ヒジタッチ”が主流です【写真】
ニューヨーク州では3月22日に一度ゴルフコースはクローズされたが、その後再開するコースもあった。4月9日以降はクオモ州知事が「ゴルフは必要不可欠ではないビジネス」として分類して完全封鎖となっていたが、ゴルフに携わる人たちからの嘆願書などにより「条件付き」で許可が出された。
ゴルフクラブそのものは「必要不可欠でないビジネス」であることに変わりはないので、従業員や警備員の配置は許可されず、もちろんレストランもクローズ。“ソーシャルディスタンス”は絶対厳守で、バンカーレイキなし、ピンは差したままなど、コロナルール下でのプレーとなる。
ナショナル・ゴルフファンデーションによると、ニューヨーク州に加えてミネソタ州も4月18日から、ウィスコンシン州は4月24日からプレー再開となる。現在全米でコースがオープンしているのは48%で、州全体で完全封鎖されているのはカリフォルニア州、イリノイ州、ミシガン州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州などの13州となっている。
多くのプロゴルファーが自宅を構えるフロリダ州やテキサス州は州全体としてはコース閉鎖にはなっていないが、郡や市により異なり、メンバーコースはオープンしているところも多くある。“ステイ・アット・ホーム”が出されてからすでに1カ月以上が過ぎる州も多く、人々の心身の健康維持のためにゴルフが役立つ時期が来たのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)
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ニューヨーク州では3月22日に一度ゴルフコースはクローズされたが、その後再開するコースもあった。4月9日以降はクオモ州知事が「ゴルフは必要不可欠ではないビジネス」として分類して完全封鎖となっていたが、ゴルフに携わる人たちからの嘆願書などにより「条件付き」で許可が出された。
ゴルフクラブそのものは「必要不可欠でないビジネス」であることに変わりはないので、従業員や警備員の配置は許可されず、もちろんレストランもクローズ。“ソーシャルディスタンス”は絶対厳守で、バンカーレイキなし、ピンは差したままなど、コロナルール下でのプレーとなる。
ナショナル・ゴルフファンデーションによると、ニューヨーク州に加えてミネソタ州も4月18日から、ウィスコンシン州は4月24日からプレー再開となる。現在全米でコースがオープンしているのは48%で、州全体で完全封鎖されているのはカリフォルニア州、イリノイ州、ミシガン州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州などの13州となっている。
多くのプロゴルファーが自宅を構えるフロリダ州やテキサス州は州全体としてはコース閉鎖にはなっていないが、郡や市により異なり、メンバーコースはオープンしているところも多くある。“ステイ・アット・ホーム”が出されてからすでに1カ月以上が過ぎる州も多く、人々の心身の健康維持のためにゴルフが役立つ時期が来たのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)