新型コロナウイルス感染拡大の影響で動きが止まっている米ツアーは、6月11日の「チャールズ・シュワブチャレンジ」から再開する新日程を先週15日に発表した。だが、これはあくまでも希望を込めた予定であり、状況次第では、さらなる変更を余儀なくされることになる。
握手の代わりに“ヒジ・タッチ” これもコロナ予防のひとつ【写真】
それでも暫定的な予定をあえて発表したワケは、この新日程が今季を1シーズンとして成立させるためのぎりぎりのラインだからであろう。
今季は本来なら全49試合のはずだった。だが、コロナ禍で米ツアーも下部ツアーのコーンフェリーツアーも動きが止まっており、もしも今後、一定以上の試合数が確保できないとしたら、極端に少ない試合数の中でシード落ちなどを決めることになり、それは選手たちにとって、あまりにも酷である。
だが、チャールズ・シュワブチャレンジから再開する新日程が実現できれば、今季は36試合となり、それなら「1シーズンと見なすことができる」という合意がツアーと選手会の間で得られたという。
しかし、チャールズ・シュワブチャレンジ以降もさらに中止となれば、もはや今季は1シーズンとして成立できなくなる。その場合は、今季と来季の2つを合わせて1シーズンと見なすという選択肢もすでに検討されている。そうやって米ツアーはあらゆる可能性を考慮しつつ、選手ファーストの最善策を必死に探っている。
握手の代わりに“ヒジ・タッチ” これもコロナ予防のひとつ【写真】
それでも暫定的な予定をあえて発表したワケは、この新日程が今季を1シーズンとして成立させるためのぎりぎりのラインだからであろう。
今季は本来なら全49試合のはずだった。だが、コロナ禍で米ツアーも下部ツアーのコーンフェリーツアーも動きが止まっており、もしも今後、一定以上の試合数が確保できないとしたら、極端に少ない試合数の中でシード落ちなどを決めることになり、それは選手たちにとって、あまりにも酷である。
だが、チャールズ・シュワブチャレンジから再開する新日程が実現できれば、今季は36試合となり、それなら「1シーズンと見なすことができる」という合意がツアーと選手会の間で得られたという。
しかし、チャールズ・シュワブチャレンジ以降もさらに中止となれば、もはや今季は1シーズンとして成立できなくなる。その場合は、今季と来季の2つを合わせて1シーズンと見なすという選択肢もすでに検討されている。そうやって米ツアーはあらゆる可能性を考慮しつつ、選手ファーストの最善策を必死に探っている。