新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内だけでなく世界各国で中止が余儀なくされているゴルフトーナメント。なかなか試合の臨場感を伝えることができない状況が続いています。そんな状況のなか、少しでもツアーに思いを馳せてもらおうとカメラマンが見た選手の意外な素顔や強さの秘訣、思い出の取材などを紹介。今週は「全米プロゴルフ選手権」が開催されている予定でしたが、今回は岩本芳弘カメラマンが3年前の同大会で見た松山英樹の涙について振り返ってもらった。
#stayhomeでイメージを出そう!松山英樹の4番アイアン【スイング動画】
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現在、世界中の人々が新型コロナウイルスで何かしらの影響を受けています。私もあの試合を撮影していなかったら、この新型コロナウイルスによって別の人生を歩む決断をしていたかもしれません。それほど、あの試合はツアーカメラマンとして、私の人生に大きく関わった出来事といえるでしょう。
先日、2025年の全米プロの開催地がクェイルホロークラブと発表されました。その場所は忘れもしない17年、松山英樹プロが日本人として世界4大メジャーのタイトルに1番近づいた試合ではないかと感じています。
17年は「全米オープン」、「全英オープン」でも優勝という文字が見出しになるくらいの上位でラウンドしていました。また、当時8月開催だった全米プロ前週の「WGC-ブリヂストン招待」では最終日に「61」というビッグスコアで優勝。その勢いのまま、全米プロでも最終日は最終組の1つ前でスタートをして行きました。前半は松山プロに流れがあったと記憶しています。首位で残り9ホールというところまできて、撮影している私にとっても今まで経験をしたことがないくらいの緊張感がありました。
#stayhomeでイメージを出そう!松山英樹の4番アイアン【スイング動画】
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現在、世界中の人々が新型コロナウイルスで何かしらの影響を受けています。私もあの試合を撮影していなかったら、この新型コロナウイルスによって別の人生を歩む決断をしていたかもしれません。それほど、あの試合はツアーカメラマンとして、私の人生に大きく関わった出来事といえるでしょう。
先日、2025年の全米プロの開催地がクェイルホロークラブと発表されました。その場所は忘れもしない17年、松山英樹プロが日本人として世界4大メジャーのタイトルに1番近づいた試合ではないかと感じています。
17年は「全米オープン」、「全英オープン」でも優勝という文字が見出しになるくらいの上位でラウンドしていました。また、当時8月開催だった全米プロ前週の「WGC-ブリヂストン招待」では最終日に「61」というビッグスコアで優勝。その勢いのまま、全米プロでも最終日は最終組の1つ前でスタートをして行きました。前半は松山プロに流れがあったと記憶しています。首位で残り9ホールというところまできて、撮影している私にとっても今まで経験をしたことがないくらいの緊張感がありました。