約3カ月ぶりの再開を明日現地時間木曜日に控えた米国男子のPGAツアー。初戦の「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」（6月11〜14日・テキサス州フォートワース）では現地入りした日に出場選手148名、キャディ、関係者にPCR検査を実施。その結果全員が『陰性』だった。

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同じく今週再開する下部のコーン・フェリー・ツアーの「コーン・フェリー選手権」（6月11〜14日・フロリダ州ポンテ・ベドラ・ビーチ）では4人の『陽性』が確認された。うち一人は選手で3人はキャディ。それぞれツアー会場へ出発する前に自宅で行っただ液検査で『陽性』反応がでたため自主隔離を行い、その後『陰性』が確認されたという。ツアーは名前を公表していない。

また、チャールズシュワブ・チャンレジの会場では487のテストが行われたが、陽性反応はなかった。

開幕前日に“バーチャル・インタビュー”で会見したツアーコミッショナーのジェイ・モナハン氏は、「陰性がでなくてほっとしている」と胸をなで下ろしつつも、「ここまでツアー再開のためにプランしてきたが、これからが本番。ロープ内でプレーを続けていくためにいくつも実行しなければならないことがある」と引き締まった表情をみせた。

他のプロスポーツに先がけて再開するPGAツアーだが、NFL（全米プロフットボール）、NBA（全米プロバスケットボール）などのコミッショナーと蜜に連携していることも明かし、「みなPGAツアーがどのように再開していくか、注目している。我々の目標は同じ。安全に健康を維持してプレーを再開させること。ここからがまた挑戦になる」と話した。