新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなか試合の臨場感を伝えることができない状況が続いています。そこで、少しでもツアーへの思いを馳せてもらおうと、ツアーカメラマンの思い出の一枚を紹介。今週の米国男子ツアーは「RBCヘリテージ」が行われていますが、本来は「全米オープン」が開催されているはずでした(全米OPは9月に延期)。そこで今回は、ツアーカメラマン歴32年、海外だけで200を超える試合を撮影してきた米山聡明氏に、タイガー・ウッズ(米国)が優勝した2008年の「全米オープン」を振り返ってもらった。
体への負担を減らすスイング改造で復活! ウッズのドライバーショット【連続写真】
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私はこれまでタイガーがメジャーで勝つのを8回くらい撮っています(注1)。その中でも、最終日72ホール目のバーディを決めたこの一枚が、とにかく一番すごいガッツポーズでした。あのバーディで先にホールアウトしていたロッコ・メディエイトに追いついて、プレーオフに持ち込んだのです(注2)。
伏線としてあるのは、2008年の会場はタイガーが得意なトリーパインズGCだったこと。ビュイック招待もやっていたし、あそこでトータル8勝している(注3)。しかも、左ヒザの手術をした直後のメジャーだったのです(注4)。タイガーはドライバーで強振するたびに、左ヒザを痛そうにしていました。それなのに全米オープンだから、翌日にプレーオフで18ホール回らなきゃいけなくなってしまった。結局18ホールで終わらずに、19ホール目でやっと決着がついたんです。
昨年のマスターズに勝つまで、それが最後のメジャー優勝だったんですよね。私も2008年を最後に海外メジャーには行っていません。これまでのタイガーの実績はもちろんすごいけど、被写体としてもすごく魅力的。フォトジェニックなんです。やっぱりティショットが曲がるから、タイガーのゴルフは面白いんでしょうね。
体への負担を減らすスイング改造で復活! ウッズのドライバーショット【連続写真】
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私はこれまでタイガーがメジャーで勝つのを8回くらい撮っています(注1)。その中でも、最終日72ホール目のバーディを決めたこの一枚が、とにかく一番すごいガッツポーズでした。あのバーディで先にホールアウトしていたロッコ・メディエイトに追いついて、プレーオフに持ち込んだのです(注2)。
伏線としてあるのは、2008年の会場はタイガーが得意なトリーパインズGCだったこと。ビュイック招待もやっていたし、あそこでトータル8勝している(注3)。しかも、左ヒザの手術をした直後のメジャーだったのです(注4)。タイガーはドライバーで強振するたびに、左ヒザを痛そうにしていました。それなのに全米オープンだから、翌日にプレーオフで18ホール回らなきゃいけなくなってしまった。結局18ホールで終わらずに、19ホール目でやっと決着がついたんです。
昨年のマスターズに勝つまで、それが最後のメジャー優勝だったんですよね。私も2008年を最後に海外メジャーには行っていません。これまでのタイガーの実績はもちろんすごいけど、被写体としてもすごく魅力的。フォトジェニックなんです。やっぱりティショットが曲がるから、タイガーのゴルフは面白いんでしょうね。