ツアー再開後、「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」で3位、「RBCヘリテージ」で8位と好調なブライソン・デシャンボー(米国)が、今は何かと話題となっている。それもそのはず、ツアーが中断していた3カ月の間に体重が20パウンド(約9キロ)増え、16年にプロ転向してからは40パウンド(約18キロ)も増量したというのだ。
差は一目瞭然? かつてのデシャンボーはこちら【写真】
首回りやら胸回りやら、もう二回りも大きくなり、現在の体重は245〜50パウンド(約110キロ前後)。その分飛距離が相当伸びて平均飛距離は320.5ヤードでツアー2位、1位のキャメロン・チャンプとわずか0.3ヤードしか違わず、ティショットのストロークスゲインド(ショット貢献度)は堂々の1位を行く。
先週のRBCヘリテージでは、昨年と比べてアイアンが2番手違ったようで、例えば17番パー3(161〜192ヤード)や「昨年6、7番アイアンで打っていたのが、今年は8、9番アイアンだった」という。
過去2大会はどちらも距離が短く狭いフェアウェイのコースだったが、「飛距離が生かせるコースだから、僕のゲームに合っている」と自信を見せる。練習ラウンドでは420ヤードの17番パー4で1オンにチャレンジ。池を越えるのにキャリーで325ヤードが要求されるが、「数回打ってみてグリーンには届かなかったが池はクリアしてグリーン横まで持って行った」という。
「これまでできなかったことができるようになって、ゴルフが変わった」とデシャンボー。今年の目標は複数回の勝利、メジャー勝利、フェデックスカップチャンピオンに加えて、「飛距離で1位」も挙げている。パワーも身につけた“ゴルフの科学者”に注目だ。(文・武川玲子=米国在住)
差は一目瞭然? かつてのデシャンボーはこちら【写真】
首回りやら胸回りやら、もう二回りも大きくなり、現在の体重は245〜50パウンド(約110キロ前後)。その分飛距離が相当伸びて平均飛距離は320.5ヤードでツアー2位、1位のキャメロン・チャンプとわずか0.3ヤードしか違わず、ティショットのストロークスゲインド(ショット貢献度)は堂々の1位を行く。
先週のRBCヘリテージでは、昨年と比べてアイアンが2番手違ったようで、例えば17番パー3(161〜192ヤード)や「昨年6、7番アイアンで打っていたのが、今年は8、9番アイアンだった」という。
過去2大会はどちらも距離が短く狭いフェアウェイのコースだったが、「飛距離が生かせるコースだから、僕のゲームに合っている」と自信を見せる。練習ラウンドでは420ヤードの17番パー4で1オンにチャレンジ。池を越えるのにキャリーで325ヤードが要求されるが、「数回打ってみてグリーンには届かなかったが池はクリアしてグリーン横まで持って行った」という。
「これまでできなかったことができるようになって、ゴルフが変わった」とデシャンボー。今年の目標は複数回の勝利、メジャー勝利、フェデックスカップチャンピオンに加えて、「飛距離で1位」も挙げている。パワーも身につけた“ゴルフの科学者”に注目だ。(文・武川玲子=米国在住)