ツアー再開後は肉体改造を施したブライソン・デシャンボー(米国)の話題で持ちきりだが、R&Aも体重が9キロ増えて350ヤード飛ばすデシャンボーに注目した。
イケメンは変わらない? スリムだった頃のデシャンボー【写真】
英国のデイリーメール紙のインタビューをうけたR&Aのマーティン・スランバース会長はデシャンボーの増強された体格と飛躍的に伸びた飛距離を「驚くべきこと」と表現。その一方で、ゴルフのルールを司るR&Aとしては大きく伸ばされる飛距離には「警戒が必要」と慎重な姿勢もみせた。
スランバース会長は「ブライソンのプレーにはすっかり魅了されてしまった」と絶賛。「あらゆるスポーツの中であれほど肉体改造をした選手をみたことがない。おそらくボクサーくらいだろう。だが、ブライソンがすばらしいのはあれだけの筋肉をつけてパワーアップし、さらにボールをコントロールすること。本物のアスリートでブライソンをとても評価する」とした上で、「ゴルフは技術のゲーム。選手の技術とテクノロジーとのバランスを注視していく必要がある」と話した。
R&AとUSGA(全米ゴルフ協会)は今年2月、「飛距離に関する報告書」と題して、昨今の飛距離の増加と道具の進化の研究を進めたレポートを発表。あらたな道具への規制を薦めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されていた。(文・武川玲子=米国在住)
イケメンは変わらない? スリムだった頃のデシャンボー【写真】
英国のデイリーメール紙のインタビューをうけたR&Aのマーティン・スランバース会長はデシャンボーの増強された体格と飛躍的に伸びた飛距離を「驚くべきこと」と表現。その一方で、ゴルフのルールを司るR&Aとしては大きく伸ばされる飛距離には「警戒が必要」と慎重な姿勢もみせた。
スランバース会長は「ブライソンのプレーにはすっかり魅了されてしまった」と絶賛。「あらゆるスポーツの中であれほど肉体改造をした選手をみたことがない。おそらくボクサーくらいだろう。だが、ブライソンがすばらしいのはあれだけの筋肉をつけてパワーアップし、さらにボールをコントロールすること。本物のアスリートでブライソンをとても評価する」とした上で、「ゴルフは技術のゲーム。選手の技術とテクノロジーとのバランスを注視していく必要がある」と話した。
R&AとUSGA(全米ゴルフ協会)は今年2月、「飛距離に関する報告書」と題して、昨今の飛距離の増加と道具の進化の研究を進めたレポートを発表。あらたな道具への規制を薦めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されていた。(文・武川玲子=米国在住)