優勝が決まってからインタビューで“罰打”を知らされたラーム。とても驚いた表情をみせたが「とても紳士的に罰打を受け入れた」という。優勝にも世界ランキング1位にもなんら影響がなかったのだが、しかしながら本当に罰打が必要だったのか、さらに18番ティでは競技委員はラームに伝えることができたのだが「その時点で5打差だったから伝えなかった。2打、3打差であればまた違っていたかもしれない」というが、「公平性から考えるとそれも違う気がする」とアナリストのイアン・ベーカーフィンチ(オーストラリア)。米ゴルフチャンネルの解説をしているブランデル・シャンブリーも裁定に異論を唱えた。
今大会2日目にはブライソン・デシャンボー(米国)が競技委員の裁定に怒り、無言でコースを後にしたばかり。最終日の裁定がラームの勝敗に影響を与えなかったことだけが幸いだったのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)
今大会2日目にはブライソン・デシャンボー(米国)が競技委員の裁定に怒り、無言でコースを後にしたばかり。最終日の裁定がラームの勝敗に影響を与えなかったことだけが幸いだったのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)