今週は「全米アマチュア選手権」がオレゴン州のバンドンデューンズゴルフリゾートで開催。多くの大会が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を余儀なくされる中、決行された数少ないアマチュア選手権だ。
印象深いバンカーのペナルティ 全米プロで起きたDJの悲劇【写真】
ストロークプレーで上位に入った選手はマッチプレーに進出。現地時間13日にはクオーターファイナル進出を懸けた8マッチが行われたが、キャディの不用意なミスから選手が敗退するという出来事があった。
セグンド・オリバ・ピント(アルゼンチン)とタイラー・ストラファシ(米国・ジョージアテック)との対戦は白熱のシーソーゲームだった。12番を終えてストラファシが2アップも、ピントが13、16番を取ってイーブンで戦いは最終ホールへ。18番パー5、第3打をグリーンサンドのバンカーへ入れたピントは、グリーン上へラインの確認に行き「どうやって寄せてパーにするかを考えていた」。
しかし、その間にあろうことか、ピントのキャディがバンカーに入りうずくまって砂に手を触れるという行為があった。それは対戦相手のストラファシの父が目撃、またTV放映をしていた米ゴルフチャンネルでも映し出された。これは規則12.2bの「選手、またはキャディが砂の状態をテストする目的で手、クラブ、レイキなどで砂に触れること」に抵触し、マッチプレーではそのホールを失う(ストロークプレーでは2罰打)。二人のマッチはタイで18番を迎えており、このホールを失ったピントの敗退が思わぬ形で決まってしまった。
ルールオフィシャルが呼ばれてプレーは中断。裁定を仰ぐことになったが、キャディは「砂には触っていない」と強弁したものの、映像はその姿をはっきりと捉えていた。結局、キャディは最後まで理由を告げずにコースを立ち去った。
印象深いバンカーのペナルティ 全米プロで起きたDJの悲劇【写真】
ストロークプレーで上位に入った選手はマッチプレーに進出。現地時間13日にはクオーターファイナル進出を懸けた8マッチが行われたが、キャディの不用意なミスから選手が敗退するという出来事があった。
セグンド・オリバ・ピント(アルゼンチン)とタイラー・ストラファシ(米国・ジョージアテック)との対戦は白熱のシーソーゲームだった。12番を終えてストラファシが2アップも、ピントが13、16番を取ってイーブンで戦いは最終ホールへ。18番パー5、第3打をグリーンサンドのバンカーへ入れたピントは、グリーン上へラインの確認に行き「どうやって寄せてパーにするかを考えていた」。
しかし、その間にあろうことか、ピントのキャディがバンカーに入りうずくまって砂に手を触れるという行為があった。それは対戦相手のストラファシの父が目撃、またTV放映をしていた米ゴルフチャンネルでも映し出された。これは規則12.2bの「選手、またはキャディが砂の状態をテストする目的で手、クラブ、レイキなどで砂に触れること」に抵触し、マッチプレーではそのホールを失う(ストロークプレーでは2罰打)。二人のマッチはタイで18番を迎えており、このホールを失ったピントの敗退が思わぬ形で決まってしまった。
ルールオフィシャルが呼ばれてプレーは中断。裁定を仰ぐことになったが、キャディは「砂には触っていない」と強弁したものの、映像はその姿をはっきりと捉えていた。結局、キャディは最後まで理由を告げずにコースを立ち去った。