前週の「BMW選手権」でダスティン・ジョンソン(米国)とのプレーオフ1ホール目で約20mのバーディパットを沈めて勝利を挙げたジョン・ラーム(スペイン)。年間ポイントレースのフェデックスカップランキングは1位ジョンソン、2位ラームとなり、最終戦の「ツアー選手権」では再び火花を散らすことになりそうなのだが…。そのラームが勝利のあとに向かったのは、アトランタではなくニューヨーク。2週後に開催される「全米オープン」の会場、ウイングドフットGCだった。
ジョン・ラームはなぜ415ヤードも飛ばせるの?井上透が解説【連続写真】
火曜日の午後、ラームがウイングドフットGCの18番グリーンに姿を見せると、居合わせたメンバーやワーカーたちに囲まれるシーンもあった。
現在世界ランキング2位のラームは米ツアー5勝。しかしながらメジャーは未勝利だ。全米オープンも過去3度の出場で、昨年のペブルビーチでは3位に入ったが、17、18年は予選落ちに屈している。さらに06年にこのウイングドフットGCで全米オープンが開催され、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)がフィル・ミケルソン(米国)らに勝利を挙げたとき、ラームはなんとまだ11歳だった。
今週のツアー選手権はポイントレース1位のジョンソンは10アンダー、ラームは2打差の8アンダーからスタート。勝利すればボーナス1500万ドル(約16億円)を手にするのだが…。今やラームにとってはボーナスよりも“初メジャー制覇”がもっとも欲しいものなのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)
ジョン・ラームはなぜ415ヤードも飛ばせるの?井上透が解説【連続写真】
火曜日の午後、ラームがウイングドフットGCの18番グリーンに姿を見せると、居合わせたメンバーやワーカーたちに囲まれるシーンもあった。
現在世界ランキング2位のラームは米ツアー5勝。しかしながらメジャーは未勝利だ。全米オープンも過去3度の出場で、昨年のペブルビーチでは3位に入ったが、17、18年は予選落ちに屈している。さらに06年にこのウイングドフットGCで全米オープンが開催され、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)がフィル・ミケルソン(米国)らに勝利を挙げたとき、ラームはなんとまだ11歳だった。
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