全米ゴルフ協会（USGA）は25日（木）、9月17日（木）から20日（日）に行われる「全米オープン」の出場資格を発表した。

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今回の発表で新型コロナウイルス感染拡大の影響により、予選会は実施しないことを発表していたが、「世界最高のプロおよびアマチュアプレーヤーに、この歴史的な大会を開くことができてうれしく思います」と大会ディレクターのジョン・ボーデンハマーはコメントしている。

今年のフィールドは予選会以外の通常の資格に加えて、3月15日時点の世界ランキング70位までに資格が付与される。さらに7月の「メモリアル・トーナメント」、「3Mオープン」、「WGCフェデックス・セントジュード招待」、「バラクーダ選手権」、「ウィンダム選手権」の各大会のトップ10で有資格者を除く上位2名に付与される。「全米プロゴルフ選手権」のみ上位3名となっている。

フェデックスカップ最終結果の上位5名、コーンフェリーツアーのレギュラーシーズンポイント上位5名とファイナル上位5名。欧州男子ツアーの新しく発表されたイングランド連戦の結果と全米クラブプロ選手権の上位3名にも与えられる。

そのほか、144名の枠を埋めるために2019年の日本ツアー、サンシャインツアー、アジアンツアー、オーストラリアンツアーの賞金ランキング上位者らも枠を得る。日本勢ではすでに松山英樹と今平周吾が出場権を手にしていたが、日本ツアーは有資格者を除く賞金ランキング上位2名が付与されるため、これにより石川遼も2015年以来となる出場権を得た。