19日、「全米オープン」を主催する全米ゴルフ協会（USGA）が9月17日に開幕する本大会にアマチュア7名の出場を発表。8月19日現在の世界アマチュアランキングの上位7名で、1位の金谷拓実（東北福祉大4年）が出場権を得た。

世界最強アマチュア・金谷拓実のドライバースイング【連続写真】

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で予選会が中止、出場144名はすべて各種出場資格による出場となる。

金谷にとって全米オープンは初出場。18年に「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制し、19年は2位に入った。2位のリッキー・カスティロ（米国カリフォルニア州出身）はフロリダ大1年の19-20年にオールアメリカン入り、。3位のチャン・アン・ユ（台湾）はアリゾナ州立大5年目で全米オープンは3年連続の出場となる。

この7名を加えて現在13名のアマチュアが出場資格を獲得している。本大会はニューヨーク州のウイングド・フットGCで無観客試合として開催。日本勢は松山英樹、今平周吾、石川遼がすでに出場権を得ている。（文・武川玲子=米国在住）