元世界ランキング1位のブルックス・ケプカ(米国)が次週の海外メジャー、「全米オープン」も欠場することを明らかにした。自身のツイッターで「残念ながら、次週の全米オープンの欠場を決断した。100%の健康を取り戻してすぐに試合に戻れることを楽しみにしている」とコメントした。
ケプカの強烈なドライバースイング【連続写真】
ケプカは昨秋、シーズンを終えて左ヒザのステムセル手術を受け約2カ月休養。ところがアジアシリーズとして開催された韓国の「CJカップ」で足を滑らせ再びヒザを痛めた。2月の「ジェネシス招待」で復帰したが、「もう以前と同じようにはスイングできない」と吐露したこともあった。
6月のツアー再開後は7月末の「WGC-フェデックス・セントジュード招待」で2位に入ったが、翌週のメジャー、「全米プロゴルフ選手権」ではラウンド中にトレーナーからストレッチを受けるなど、「ヒップが固まっている。少し伸ばせば治った」と話していた。
その後はレギュラーシーズン最終戦の「ウィンダム選手権」で予選落ち。2019-20シーズンは13試合に出場しトップテンが2回。フェデックスカップ・ポイントランキングは104位で終えた。現在世界ランキングは8位まで下降。大舞台で強さを発揮するケプカ。全米オープンは17、18年大会を連覇。ペブルビーチで開催された19年大会は2位だった。次のメジャーは11月の「マスターズ」ケプカの復帰が間に合うことを願う。(文・武川玲子=米国在住)
ケプカの強烈なドライバースイング【連続写真】
ケプカは昨秋、シーズンを終えて左ヒザのステムセル手術を受け約2カ月休養。ところがアジアシリーズとして開催された韓国の「CJカップ」で足を滑らせ再びヒザを痛めた。2月の「ジェネシス招待」で復帰したが、「もう以前と同じようにはスイングできない」と吐露したこともあった。
6月のツアー再開後は7月末の「WGC-フェデックス・セントジュード招待」で2位に入ったが、翌週のメジャー、「全米プロゴルフ選手権」ではラウンド中にトレーナーからストレッチを受けるなど、「ヒップが固まっている。少し伸ばせば治った」と話していた。
その後はレギュラーシーズン最終戦の「ウィンダム選手権」で予選落ち。2019-20シーズンは13試合に出場しトップテンが2回。フェデックスカップ・ポイントランキングは104位で終えた。現在世界ランキングは8位まで下降。大舞台で強さを発揮するケプカ。全米オープンは17、18年大会を連覇。ペブルビーチで開催された19年大会は2位だった。次のメジャーは11月の「マスターズ」ケプカの復帰が間に合うことを願う。(文・武川玲子=米国在住)