このアプローチは一度はカップを大きく越えたが、これは「練習ラウンドであそこは戻ってくるのが分かっていた」と作戦通り。ボールはピン奥で一度止まると、傾斜をコロコロ転がりながらカップに向かい、そのまま吸い込まれた。これには松山も「なかなかないバーディ。うれしかったですね」と両手をあげてガッツポーズ。同伴競技者のパトリック・リードとジョーダン・スピース(ともに米国)も、笑顔でこの妙技が成功するところを見届けた。
ここ以外でもアプローチが冴え、ピンチを切り抜ける場面が多かった。そしてしっかりとパーをセーブし、それを上がり2ホールの連続バーディにつなげていった。「グリーンが乾いてきて、そこは神経を使った」。これが、この日わずか3人しかいなかったアンダーパーラウンド実現には不可欠だった。
「ティショットと、グリーンをヒットすることが大事になる。そこをしっかりやれば上位に入れると思う」。少しでも油断すると、一気にスコアを落とすことになる難関コースを前に、ムービングデーも慎重にその歩みを進めていく。
ここ以外でもアプローチが冴え、ピンチを切り抜ける場面が多かった。そしてしっかりとパーをセーブし、それを上がり2ホールの連続バーディにつなげていった。「グリーンが乾いてきて、そこは神経を使った」。これが、この日わずか3人しかいなかったアンダーパーラウンド実現には不可欠だった。
「ティショットと、グリーンをヒットすることが大事になる。そこをしっかりやれば上位に入れると思う」。少しでも油断すると、一気にスコアを落とすことになる難関コースを前に、ムービングデーも慎重にその歩みを進めていく。