<ジェネシス招待 2日目◇14日◇トリーパインズGC サウスC(カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>
松山英樹にとって歯がゆい一日となった。第2ラウンドは2バーディ・2ボギーの「72」。ショットの感触は「だいぶ良くなってきている」と言うものの、パットがかみ合わなかった。
グリーンは確実にとらえていた。18ホール中、パーオンを逃したのはわずか2度。フェアウェイキープ率も64.29%(9/14)と安定していたが、肝心のパットがスコアメークを妨げた。
「途中まで良かったけど、(前半の)14番で3パットして、そこからおかしくなった」。アイアンショットで決定的なチャンスを作れなかったことも「もどかしい」と嘆いたが、34パットという数字がすべてを物語っている。
初日は悪天候により、松山のみならず多くの選手が苦戦。この日は打って変わって晴天だった。「これだけ天気がいいと伸ばさないといけない。ただ、うまくはいかないですね」と肩を落とした。首位との差は6打から10打に広がった。
「あしたは60台を出さないといけない。早くアンダーパーの世界に入りたい」。そのためには、まずパットの修正が急務。ムービングデーでの巻き返しを期し、足早に練習グリーンへと向かった。