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233試合目の初優勝を支えたもの【舩越園子コラム】

233試合目の初優勝を支えたもの【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2020年10月19日 12時05分

コロナ禍の影響で開催地を韓国から米国ネバダ州ラスベガスへ移して開催された今年のCJカップは、当たり前だが、「所変われば試合も変わる」というもので、韓国で行なわれていたCJカップとは、さまざまな面でまったく異なる大会だった。

先週撮影 松山英樹のクラブセッティング【写真】

もっとも、それは米ツアーだって百も承知。だからこそ、大会名を「CJカップ@シャドークリーク」としていたのだが、会場の設営や雰囲気、TV中継には、シャドークリークというよりラスベガス色があふれ返り、モニターに映し出されるリーダーボードには、ときおりラスベガスのブックメーカーの優勝予想のオッズがライブ表示されていて驚いた。

そんなリーダーボードを見たのは、もちろん初めてだった。優勝を競い合っていたジェイソン・コクラックは「+111」、ザンダー・シャウフェレは「−134」、3位以下は無数の「1」や「0」が並んでいたが、こうなってくると、正直、私には理解不能。しかし、スポーツ・ギャンブルが解禁になった米国では、こうした表記が「大いに参考になる」、「見ているだけでも楽しい」と喜ぶファンは多いのだろう。

米国民のニーズや時代の変化を敏感に感じ取り、さらには試合やツアーの運営資金としてビッグマネーを「ゲット」、「キープ」するためには、試合会場作りもTV中継の仕方も、リーダーボードの表示の仕方も、どんどん変えていく。コロナ禍にある今の世の中だからこそ、今まで以上に柔軟に即座にチェンジしていくことは、米ツアーが取るべき姿勢なのだと思う。

スケジュールも大幅に変わり、マスターズを11月に控える変則展開の中、グリーンジャケットを狙うビッグネームたちは、先週はどうも振るわなかった。ヒザの故障で戦線離脱していたブルックス・ケプカは今週が復帰戦ゆえ調子が出なくても仕方がないが、ジャスティン・トーマスも松山英樹もローリー・マキロイも最終日はそろって2オーバーのラウンドに終わった。プレッシャーや焦りがあるのか、はたまたスイング調整など「何か」をしている真っただ中なのか。チェンジ続きのコロナ禍で、ゴルフの調子や精神面のいわゆるピークの作り方に苦心しているように思えてならない。

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