スコットは今回の新型コロナウイルス感染のパンデミックでは最も慎重派の一人。3月にツアーが中断されてからは母国のオーストラリアに帰国。6月に米国男子ツアーが再開してもツアーの実戦するヘルス&セーフティプランに対して「思ったほど厳しくない」と話し、大会には自覚症状のない“陽性”のスタッフが居る可能性を指摘していた。「陽性となればすぐに大会から棄権しなければならず、その場所に隔離されてしまうのはいかがなものか」と困惑。「しばらく様子をみたい」と、すぐさまツアー復帰はせずに慎重な姿勢を見せていた。
スコットは9月の全米オープンに出場後、このZOZOまでエントリーはせず。そんなスコットの感染だからこそ「誰しもが感染し得る」ことが再認識された。(文・武川玲子=米国在住)
スコットは9月の全米オープンに出場後、このZOZOまでエントリーはせず。そんなスコットの感染だからこそ「誰しもが感染し得る」ことが再認識された。(文・武川玲子=米国在住)