＜全英オープン　初日◇14日◇ロイヤルセントジョージズGC(7,211ヤード・パー70)＞

　イギリスにあるロイヤルセントジョージズGCで開幕した、メジャー第3戦「全英オープン」。今大会出場が急遽決まりバタバタで渡英。突貫工事で調整を続けてきた池田勇太が1アンダー18位タイと好スタートを切った。

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　池田は前半9ホールをすべてパーで切り抜けると、10番でこの日初バーディを奪取。さらに、14番でもバーディを奪い上位に顔を出す。15番パー4ではティショットを大きく曲げると、ボールが見えないほどのラフからのセカンドは出すだけ。約4メートルのパーパットを残すピンチを迎えたが、この難しいパットを完璧に読みきりナイスパー。拳を振り下ろしこの日1番のガッツポーズをみせた。17番こそボギーとしたものの難コースを見事アンダーで回りきり首位と4打差につけた。

　この日は練習ラウンドとは違う風が吹き選手を悩ませたが、池田は「違う風が吹いていたけど、対処しながら1アンダーは上出来だと思います」と好スタートに満足気。まだまだ本調子とはいえないものの、戦える手ごたえは得たようだ。

【初日の順位】
1位T：トーマス・ビヨン(-5)
1位T：トム・ルイス(-5)※アマチュア
3位T：ルーカス・グローバー(-4)
3位T：ウェブ・シンプソン(-4)
3位T：ミゲル・アンヘル・ヒメネス(-4)
6位T：マーティン・カイマー(-2)他11名
18位T：池田勇太(-1)他17名
36位T：高山忠洋(E)他14名
51位T：ローリー・マキロイ(+1)
51位T：リー・ウェストウッド(+1)他18名