＜全英オープン　3日目◇16日◇ロイヤルセントジョージズGC(7,211ヤード・パー70)＞

　ロイヤルセントジョージズGCで開催されている、海外メジャー第3戦「全英オープン」の3日目。19位タイスタートの池田勇太は、1バーディ・6ボギーとスコアを5つ落としてしまいトータル5オーバーに後退。33位タイで明日の最終日に臨む。

2011全英オープン特集

　激しい雨が降る中スタートした池田。3番パー3でティショットを曲げてボギーとすると、4番でもセカンドでグリーンをとらえることができずボギー。6番、8番もボギーとし一気にスコアを4つ落とす苦しいラウンドが続いたが、9番でようやく最初のバーディを奪取。後半の巻き返しに期待を持たせた。

　しかし「12〜13番ぐらいまでは厳しい天気の中でよく粘っていた。だが、雨が止んでからは粘り強いバーディをとることが出来なかった。ちょっとさびしかったですね」12番ではセカンドがショート。3打目をオーバーさせ返しのパットも決められずボギー。17番でもパーパットを外してしまい6つ目のボギーを叩いた。

　後半はなかなかチャンスにめぐまれず、スコアを伸ばすことが出来なかった池田は「バーディチャンスにつけられなかったのと、チャンスについてもショート、ショートでストレスのたまるラウンドだった」と疲れた様子。それでも、最終18番では嫌な距離のパーパットを沈めて明日の最終日につなげた。