＜全米プロゴルフ選手権　3日目◇13日◇アトランタ・アスレチッククラブ(7,467ヤード・パー70)＞

　ジョージア州にあるアトランタ・アスレチッククラブで開催されている、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の3日目。前日首位のジェイソン・ダフナー(米国)が、スコアを2つ伸ばしトータル7アンダーで首位をキープ。この日4つスコアを伸ばしたルーキーのブレンダン・スティール(米国)がダフナーに並んだ。

池田勇太、3オーバー43位タイで最終日へ！

　1打差の3位はキーガン・ブラッドリー(米国)、4位にはスコット・バープランク(米国)が追う展開。3日目が終わって上位は意外な顔ぶれとなったが、現在世界ランキング1位のルーク・ドナルド(イングランド)、05年のチャンピオンのフィル・ミケルソン(米国)がジワリと順位を上げてきた。

　ドナルドは2番でボギーを叩くが、直後の3番から3連続バーディを奪うなどして14番まで5つスコアを伸ばす。終盤の16番でボギー、18番で痛恨のダブルボギーを叩いてしまったが13位タイに浮上。ミケルソンも12番まで3つスコアを伸ばすが、終盤で2つのボギーを叩いてホールアウト。スコアを1つ伸ばし20位タイに浮上した。

　首位とは6打差のドナルドと7打差のミケルソン。逆転優勝は厳しい状況となっているが、大舞台で優勝経験のある両選手が、明日上位選手を脅かすことができるか。